(短編集)

怪笑小説

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怪笑小説の評価:

3.99/5点 レビュー 72件。 B ランク

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Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全108件 41〜60 3/6ページ
No.68
(4pt)

古さを感じさせない風刺的ブラック小説

最新刊の歪笑小説、黒笑小説、本書の順に遡って読んだのだが、文壇を皮肉ることに徹した歪笑小説に匹敵し、小説よりは非常におもしろいと感じた(逆に言えば黒笑小説の出来が非常に悪いということだ)。
このような風刺的小説は世相を背景にしたところがあるのだが、今から17年も前の1995年に出版されたというような古くささは感じない。構成は、短編9編とあとがきからなるが、あとがきでは著者が1編ごとに詳細に解説しているところが興味深い。
満員電車の中で人がどのようなことを考えているのかを話題にした鬱積電車、人の姿がその人の性格や考えを反映した動物に見える少年を描いた動物家族が印象に残った。人間は他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが非常に気になるものである。そして鬱積電車の中の人が皆そうであるように、どちらかというと他人を否定的にみる傾向がある。おそらく他人を否定することにより、自分の優位性を確保するという本能的なものがあるのだと思う。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.67
(4pt)

古さを感じさせない風刺的ブラック小説

最新刊の歪笑小説、黒笑小説、本書の順に遡って読んだのだが、文壇を皮肉ることに徹した歪笑小説に匹敵し、小説よりは非常におもしろいと感じた(逆に言えば黒笑小説の出来が非常に悪いということだ)。
このような風刺的小説は世相を背景にしたところがあるのだが、今から17年も前の1995年に出版されたというような古くささは感じない。構成は、短編9編とあとがきからなるが、あとがきでは著者が1編ごとに詳細に解説しているところが興味深い。
満員電車の中で人がどのようなことを考えているのかを話題にした鬱積電車、人の姿がその人の性格や考えを反映した動物に見える少年を描いた動物家族が印象に残った。人間は他人が何を考えているのか、自分がどう思われているのかが非常に気になるものである。そして鬱積電車の中の人が皆そうであるように、どちらかというと他人を否定的にみる傾向がある。おそらく他人を否定することにより、自分の優位性を確保するという本能的なものがあるのだと思う。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.66
(5pt)

身近で笑える

身の回りで起きていそうなことを小説化している短編集である。
心理的な部分を鋭く表現しており、「そうそう」「あるある」と思いながら読み進めることができた。
ちょっとブラックな部分があるが、タイトルどおり笑いながら読み進めることができた。
通勤電車で読むのが合う一冊である。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.65
(5pt)

身近で笑える

身の回りで起きていそうなことを小説化している短編集である。
心理的な部分を鋭く表現しており、「そうそう」「あるある」と思いながら読み進めることができた。
ちょっとブラックな部分があるが、タイトルどおり笑いながら読み進めることができた。
通勤電車で読むのが合う一冊である。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.64
(5pt)

短編集。

短編集。
鬱積電車
 満員電車で席に座りたい人達の内心を描写している。最後が秀逸。
おっかけバアさん
 実際にいるだろうおっかけのおばさんの実体をよく描写している。
一徹おやじ
 野球馬鹿。結末が小説らしい小説。
逆転同窓会
 後書きがかきたかっために書いたのかもしれない,学校に対する反発。
 ある学年の教師が,教師同士の親睦を深めるための会にお客として当時の生徒を呼ぶという設定。 
超たぬき理論
 UFOが文福茶釜だという面白い話。
無人島大相撲中継
 かわいそうなラジオ放送担当者が無人島に行ってまで,過去の中継の実演をする話。
しかばね台分譲住宅
 死者を押し付け合うことから,運動競技が生まれた話。
あるジーサンに線香を
 若返りする手術は,一定期間たつともとへ戻るという話。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.63
(5pt)

短編集。

短編集。
鬱積電車
 満員電車で席に座りたい人達の内心を描写している。最後が秀逸。
おっかけバアさん
 実際にいるだろうおっかけのおばさんの実体をよく描写している。
一徹おやじ
 野球馬鹿。結末が小説らしい小説。
逆転同窓会
 後書きがかきたかっために書いたのかもしれない,学校に対する反発。
 ある学年の教師が,教師同士の親睦を深めるための会にお客として当時の生徒を呼ぶという設定。 
超たぬき理論
 UFOが文福茶釜だという面白い話。
無人島大相撲中継
 かわいそうなラジオ放送担当者が無人島に行ってまで,過去の中継の実演をする話。
しかばね台分譲住宅
 死者を押し付け合うことから,運動競技が生まれた話。
あるジーサンに線香を
 若返りする手術は,一定期間たつともとへ戻るという話。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.62
(4pt)

おもしろかった

純粋におもしろかった。

特に、最初の鬱積電車がおもしろかった。
自分も日ごろから電車に乗っているが、普段の電車でもこういった思いをしている乗客が乗っているのかなと思ってしまった。
オチも個人的におもしろかった。できればその後の物語を読んでみたい。

それと、作者は女性の心情描写をどうやって学んだのか、それが少し気になった。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.61
(4pt)

おもしろかった

純粋におもしろかった。

特に、最初の鬱積電車がおもしろかった。
自分も日ごろから電車に乗っているが、普段の電車でもこういった思いをしている乗客が乗っているのかなと思ってしまった。
オチも個人的におもしろかった。できればその後の物語を読んでみたい。

それと、作者は女性の心情描写をどうやって学んだのか、それが少し気になった。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.60
(4pt)

ちょとブラック

おっかけばーさんはちょとぶらっくでしたね。超たぬき理論や動物家族もぶらっくでした。とくに動物家族は主人公の視点で描いているのでおもしろいです。怪「怪しい」話でした。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.59
(4pt)

ちょとブラック

おっかけばーさんはちょとぶらっくでしたね。超たぬき理論や動物家族もぶらっくでした。とくに動物家族は主人公の視点で描いているのでおもしろいです。怪「怪しい」話でした。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.58
(5pt)

笑えない面白さ

「笑いの根底に悪意あり」
東野氏と京極氏の対談の際に挙がった御言葉…まさに、その言葉を小説に興した作品だ
最初から最後まで「悪意」尽くしだが、どこかで「笑い」にも、必ず通じている
毒笑小説が「笑い」に比重を置いた作品だとしたら、こちらは「悪意」に比重を置いた作品だろう
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.57
(5pt)

笑えない面白さ

「笑いの根底に悪意あり」
東野氏と京極氏の対談の際に挙がった御言葉…まさに、その言葉を小説に興した作品だ
最初から最後まで「悪意」尽くしだが、どこかで「笑い」にも、必ず通じている
毒笑小説が「笑い」に比重を置いた作品だとしたら、こちらは「悪意」に比重を置いた作品だろう
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.56
(5pt)

誰もが持っているブラックな毒を刺激させる絶妙な笑い

白夜行と同じ人物が書いたとは思えないほど
シリアスなミステリーとは対称的な短編集。
とにかく笑える。
多くの東野作品が同じくそうであるように、
読者に媚びるような姿勢は微塵もなく、
自分で想像し、面白いと思ったことを膨らませた
ような話しばかり。
誰もが持っているブラックな毒を刺激させる絶妙な笑い
理屈抜きで面白い。

怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.55
(5pt)

誰もが持っているブラックな毒を刺激させる絶妙な笑い

白夜行と同じ人物が書いたとは思えないほど
シリアスなミステリーとは対称的な短編集。
とにかく笑える。
多くの東野作品が同じくそうであるように、
読者に媚びるような姿勢は微塵もなく、
自分で想像し、面白いと思ったことを膨らませた
ような話しばかり。
誰もが持っているブラックな毒を刺激させる絶妙な笑い
理屈抜きで面白い。

怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.54
(5pt)

びっくりした!

まだ読者に興味のなかった10年前、本当に何気なくラジオをつけたら、途中からだったが、なにやら面白いドラマをやっていた。本当に面白くて、終わってしまったのが残念な程で、それ以来ラジオにハマッてしまった。そして読者にはまり、東野先生のファンになり、この『鬱積電車』を読んだ。そしてびっくりした。この物語は、あの時聴いたラジオでやってたドラマではないか!めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。鬱積以外のストーリーも最高ですよ。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.53
(5pt)

びっくりした!

まだ読者に興味のなかった10年前、本当に何気なくラジオをつけたら、途中からだったが、なにやら面白いドラマをやっていた。本当に面白くて、終わってしまったのが残念な程で、それ以来ラジオにハマッてしまった。そして読者にはまり、東野先生のファンになり、この『鬱積電車』を読んだ。そしてびっくりした。この物語は、あの時聴いたラジオでやってたドラマではないか!めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。鬱積以外のストーリーも最高ですよ。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.52
(4pt)

オチをつけるのがとてもうまい

ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。
奥田英朗の作品に近いテイストか。
本人は必死だけど、それを傍から見るとどこか滑稽だ。
東野圭吾は、オチをつけるのがとてもうまい作家だなー
解説では、「関西人」という表現を使っている。
オチをつけるというより、最後に一気に収斂させる力がすごいのか。
こういうのはきちんとした人間描写と組み合わさると、すごく面白くなるんだなー
笑いもあったが、この描写力の方が印象的でした。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.51
(4pt)

オチをつけるのがとてもうまい

ちょっとブラックで、怖くて、なんともおかしい人間たち!多彩な味つけの傑作短篇集。
奥田英朗の作品に近いテイストか。
本人は必死だけど、それを傍から見るとどこか滑稽だ。
東野圭吾は、オチをつけるのがとてもうまい作家だなー
解説では、「関西人」という表現を使っている。
オチをつけるというより、最後に一気に収斂させる力がすごいのか。
こういうのはきちんとした人間描写と組み合わさると、すごく面白くなるんだなー
笑いもあったが、この描写力の方が印象的でした。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462
No.50
(5pt)

笑い転げた。

一番好きなのは「無人島大相撲中継」。大雑把に言えば、船が座礁して無人島に漂着した人々が大相撲でビスケットをかける話です。大相撲の試合をすべて記憶している人がいて、人間ラジオになります。たかがビスケットに買収までするのが笑えました。この話は、最後の東野さんの解説で子供時代の体験がもとになっているそうです。その中で東野少年が母親が言ったある言葉に嬉しくなったみたいですが、この頃から人間の観察力は凄かったんですね。「超たぬき理論」は某大学教授のプラズマ理論を思い出してしまいました。「アルジーサンに花束を」は電話をリモコンと間違えて110番してしまうところが笑えました。
怪笑小説 Amazon書評・レビュー: 怪笑小説より
4087741680
No.49
(5pt)

笑い転げた。

一番好きなのは「無人島大相撲中継」。大雑把に言えば、船が座礁して無人島に漂着した人々が大相撲でビスケットをかける話です。大相撲の試合をすべて記憶している人がいて、人間ラジオになります。たかがビスケットに買収までするのが笑えました。この話は、最後の東野さんの解説で子供時代の体験がもとになっているそうです。その中で東野少年が母親が言ったある言葉に嬉しくなったみたいですが、この頃から人間の観察力は凄かったんですね。「超たぬき理論」は某大学教授のプラズマ理論を思い出してしまいました。「アルジーサンに花束を」は電話をリモコンと間違えて110番してしまうところが笑えました。
怪笑小説 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 怪笑小説 (集英社文庫)より
4087488462