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カッレくんの冒険



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【この小説が収録されている参考書籍】
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)

カッレくんの冒険の評価: 5.00/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

懐かしい児童文学

小学生低学年の時にハマリました。
NHKで放送された名探偵カッチンを観て、原作を知りました。
リンドグレーンは、長靴下のピッピが有名ですが、私は何故かカッレくんシリーズ一択でした。
街の風景、子ども達の心の描写、とても響くものがあります。
そして男の子なら、誰もがエーヴァロッタを理想の女の子に思ったのではないかと思います。

大人、いやもはや私はシニアですが、部分的に一字一句覚えていた処もあり、また、挿絵もそのままで嬉しくなりました。

子どもの頃のわくわくを思い出したいあなたに、是非読んで戴きたい一冊です。
忘れていたわくわくが、そこにあります。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.6:
(5pt)

エバー・ロッタはパン屋の娘で

美味しい焼きたてのパンをいつもポケットに入れていてカッレ君達にふるまってあげています。男の子のように元気でしかも可愛いくてカッレ君達が将来的に「幼少期のマドンナだったな」と思い出すような存在です。カッレ君シリーズに出てくる北欧の食べ物は興味深くて食べてみたかったです。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.5:
(5pt)

「夏休みは、発明のなかでもいちばんすばらしい発明である、とカッレは思った。」

カッレくんシリーズ第2作。夏の太陽。静かな田舎町。はだしで走り回るカッレ、アンデス、エーヴァ・ロッタ(と赤バラ軍の三人)。大人たちが考えもしない子どもたちの奇妙な行動が、今回も事件を解決に導きます。かつては子どもだった大人たちもそれぞれの役割を担っていますが、主役は子どもたち。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.4:
(5pt)

輝かしき子ども時代にまぶされた「苦味」。

カッレくんシリーズ2作目。登場人物になじみができたせいか、1作目に比べて冒頭から物語に入り込めた。愉快・痛快な物語なのだが、そこに、エーヴァ・ロッタが人生の中ではじめて邪悪なものに出くわしたり(もちろん1作目の窃盗団も悪い連中だったのだけれど、今回はなにしろ殺人である)、名探偵ブルムクヴィストたるカッレが、空想と現実との違いを悟らせられたりという「苦味」がまぶされているのがよい。もちろん、カッレもエーヴァ・ロッタもアンデスも、もうしばらくは、太陽の光の下、はだしで駆け回る輝かしき子ども時代の日々を過ごすことができるのだけれど。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.3:
(5pt)

今時の少年少女に読んで欲しい。

何十回読み返したことでしょうか。
一時期、最初から最後まで、全て暗唱できるくらいでした。
少年少女冒険小説の、いや文学として、素晴らしい作品です。
友情、正義、知恵、仲間、そして、危険を恐れずに前に進む意志。人生に必要なことは全てこの本に教えてもらったように思います。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.2:
(5pt)

絶妙なテンポのよさ

日常(ばら戦争などができる環境)のそばに非日常(殺人事件関連のできごと)を非常にうまく置いていると思いました。

また緊迫した場面とのんびりした場面がとてもテンポよく交互に現われていました。

リズミカルな物語となっているように思いました。

そして「殺人」という恐ろしい事件が起きても、リンドグレーン女史がユーモアを

忘れなかった点は評価に値します。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221
No.1:
(5pt)

友を救え!またまたカッレが大活躍!

またわくわくするような夏休みがやってきた!輝かしい13歳の夏、カッレは親友のアンデス、エーヴァ・ロッタと共に白バラ軍として、「聖像」と呼ぶ小さな石を巡って赤バラ軍と「バラ戦争」を開始した。「聖像」の隠し場所を探しにいったエーヴァ・ロッタは高利貸のグレーンじいさんの死体を発見する。しかもエーヴァ・ロッタは、犯人の顔を目撃していた。警察の調査の結果、新聞に実名入りで掲載されたエーヴァ・ロッタに、犯人の魔の手が迫る。・・・
以前に大事件を解決するという実歴を持ったカッレ君だけれど、本当の殺人事件に出くわしたからさあ大変。ショックで寝込むエーヴァ・ロッタの姿を見て、事件とは本当に大変なものなのだと思い直すカッレ君、前作と比べると成長しています。
赤バラ軍の!!3人組も今回は見せ場があるし、何と言ってもやたらと登場しては警察を面食らわせる「聖像」や、口に出すカッレたちを尊敬してしまうぐらい難解な「山賊ことば」がいい味出してます。仁義を重んじる「バラ戦争」、夜遅くでも町中を走り回り、時には屋根をもつたうカッレたちのスリル満点の追跡劇、そして犯人とのやりとり、カッレの探偵豆知識など、随所にちりばめられたセンスには、さすがと言わざるをえません。
カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)Amazon書評・レビュー:カッレくんの冒険 (岩波少年文庫)より
4001141221

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