高二の春、片想いをしていた翔琉に告白をされた紗菜。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

高1の楓は、いつも友達に意見を合わせてしまい、自分を見失っていた。

絵本作家になる夢を諦め、代わり映えのない日々を送る友翔の学校に、転校生の七海がやってきた。

大ヒット『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びにいくふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い

大嫌いだった私をきみが陽だまりのように照らしてくれた―― 自分にないものを、たくさん持っている人たちが眩しかった。

「これからずっと、死ぬために生きるつもりなの?」 高校二年の祈里は、体調が優れず病院に行くと、あと数年しか生きられない病気だと分かる。

退屈な毎日に息苦しさを抱える高一の凛月。ある夜の帰り道、血を流しながら倒れている男子に遭遇する。

二度と戻らないつもりでいた桜の町に彼を引き戻したのは、一本の電話だった。

「覚えておいてね、私の声。」――声を失いゆく彼女と僕の切ない恋の物語。

君と全力で生きた時間が僕の未来を変えたんだ 母の死をきっかけに幸せを遠ざけ、希望を見失ってしまった瑞樹。

17歳の詩音は進行性の難病を抱えていた。 GW明け、転校生の諒がやってくる。

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。

家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女・千花。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。“まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。

難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高２の萌奈。

家にも学校にも居場所がない内気な高校生・悠花。日々の楽しみは恋愛小説を読むことだけ。

「一番の願い事は叶わない」。トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、全てがうまくいかずにいた。

自分に正直であること。それがいちばん正しい。

朝が怖かった私のもとに、太陽みたいな人が現れた――。