1年に4回しか目覚めない難病少女に恋をした――。

高校生の詩春には、人が涙を流した回数が見えるという不思議な力がある。５年前のある事件以来、その力が身に付いた。

この人を好きになってよかった――140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。

「君を苦しめるどんなことからも、守ってあげたかった」クラスにうまく馴染めない冬香にとって、幼なじみのハルはかけがえのない存在。

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。

今の自分が大嫌いだった。 でも君の言葉で一歩踏み出せたんだ――。

透明人間みたいに生きていた私を、君だけが見つけてくれた――。

「俺は、人の心が読めるんだ」――。 高校生のサエは、クラスメイトの日向から、ある日、衝撃的な告白を受ける。

家族からもクラスメイトからもぞんざいに扱われ、生きる意味を見失っている少女・千花。

余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びにいくふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い

恋愛のトラウマのせいで、自分に自信が持てないかの子。あるきっかけで隣の席の佐々原とメールを始めるが突然告白される。

あの日、わたしは《幽霊》と恋をした――。切なさ120%の青春恋物語。

汐見夏衛氏が贈る書き下ろし新作。新境地。

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」幼馴染の島崎みゆきにそう宣言したのは、中学二年生の成瀬あかり。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

「このクラスには『いじめ』がありました。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

本当に「あの日」に戻ることができたなら。そんな切実な思いが叶えられる――それが鎌倉一条神社。

優等生でしっかり者だけど天の邪鬼な凪沙と、 おバカだけど素直で凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

孤独だった私に、君はあふれるほどの希望をくれた―― 大切な人を飛行機事故で失い、後悔を抱え苦しんでいた奈雪。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか？ 前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが 不可解な間取りの謎に挑む。