「命が終わるその時、もし“きみ”に会えたなら」。

皆が望む、「いい子」を演じていた。 あの家族に出会うまでは――。

文具会社で働く24歳の生久田菜摘は仕事もプライベートも充実せず、無気力になっていた。

高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。“まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。

家にも学校にも居場所がない内気な高校生・悠花。日々の楽しみは恋愛小説を読むことだけ。

高校生の鳴海は、離婚寸前の両親を見るのがつらく、眠って夢を見ることで現実逃避していた。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高２の萌奈。

高校時代、最愛の恋人と衝撃的な悲劇により別れて以来10年、仕事一筋で生きてきた玲菜。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

自分の気持ちを伝えるのが苦手な文香は嘘をついて本当の自分をごまかしてばかりいた。

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。

君との約束が生きる意味を教えてくれた――切ない恋の奇跡に、何度も涙! 大切な恋人・星弥を亡くし、死んだように生きる月穂。

大切に想うからこその嘘 「幸せ」を願うのはどういうことだろう。 優しくて、温かな思いに覆いつくされていく物語。

高二の春、片想いをしていた翔琉に告白をされた紗菜。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

付き合って十ヶ月、ずっと交換日記を続けている希美と瀬戸山。

優等生でしっかり者だけど天の邪鬼な凪沙と、 おバカだけど素直で凪沙のことが大好きな優海は、幼馴染で恋人同士。

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

「一番の願い事は叶わない」。トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、全てがうまくいかずにいた。

あなたが最期に食べるのは―― 忘れられない「あの日」の思い出ごはん。

家庭の都合で、半年ごとに転校を繰り返している瑞穂。

映画も恋も、思い通りにはいかない・・・! 夢と恋に満ちた青春物語! 三ヶ日町の高校に通う高校2年生の実緒は、自他ともに認める普通の女の子。

静岡に暮らす大学4年生の市橋悠希は、過去に背負った心の傷を抱えたまま大学卒業までの日々をやり過ごしていた。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

ずっと泣けなかった。でもあの日、嬉しくて切なくて…涙が溢れたんだ。

あの日消えてしまった初恋を、今もずっと忘れられずにいる――。 僕の大学生活は平凡だった。

奈良の『ならまち』のはずれにある、昼でも夜でも朝ごはんを出す小さな店。

あの夏、君を救うことができたのは 世界でただひとり、僕だけだった。 親に夢を反対された弥一は、夏休みに家出をする。

それは、絶対に叶わない、誰にも言えない恋だったーー。 木下香織は二十歳の普通の大学生。

恋も愛も、こんなに醜い。

17歳の詩音は進行性の難病を抱えていた。 GW明け、転校生の諒がやってくる。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

もう一度だけ、君に会いたいー永遠の幸せをくれた、青い月の奇跡。

大切な人からの言葉が沁みる、5つの感涙ストーリー。

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。

詩織が、奈良のならまちにある朝ごはん屋『和温食堂』で働き始めて1年が経とうとしていた。

大規模な事業を展開する社会福祉法人“花の郷会”に新卒として入社した小飼里枝。

高二の由芽には、昔から繰り返し見る夢があった。古い神社、学ラン姿の青年、悲しい別れ…。

いじめられっ子の知絵の唯一の友達、葉月が自殺した。数日後、葉月から届いた手紙には、「イジメた奴は絶対に許さない。

浜松に住む女子高生・亜紀のもとに、一年前に事故死した姉・春香からLINEが届く。

様々な依存症に苦しむ人々を救う『治し屋本舗』。

先生に恋する女子高生の芽衣。なにげなく市民限定アプリを見た翌日、親友の沙希が行方不明に。

ここに書いてある名前の人が、立て続けに亡くなっている…。

転校生の彼と出会い、諦めがちだった性格が変わっていく女の子（『ラストメッセージ』望月くらげ）、「月がきれい」と呟き、付き合うことになったふたり（『十六夜の月が見ていた』犬上義彦）、毎日記憶を失ってしまう彼女に真っすぐ向き合う男の子（『こぼれた君の涙をラムネ

浜名湖を臨む静かな無人駅。そこにあるベンチには、不思議な伝説があった。

もう一度、彼を救うチャンスをください。未来は変えられると信じて――。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。