発行日：1989年02月28日

出版社：早川書房

ページ数：251P

【あらすじ】

3月初めの寒い日、ボストンの街は異常な連続殺人の話題でもちきりだった。これまで3人殺されていたが、いずれも40代の黒人女性で、みな両股の間を拳銃で撃ち抜かれ、みな乳房の間に赤いバラが1本おかれていた。被害者の職業も売春婦、ウェイトレス、ストリッパーと、どこか共通点がありそうだった。しかもマスコミから赤バラ殺人鬼と呼ばれはじめた犯人が、クワーク警部補あての手紙で、自分は警察官であると言ってきた。そこで警部補は、警察関係者でないスペンサーに協力を求め、ベルソン部長刑事と共に独自の調査グループを作った。そんな矢先、4人目の被害者が出た。悪魔のような殺人をくりかえす犯人は一体どういう人物で、狙いは何なのか?ボストンの街を凍えさせる赤バラ殺人鬼に立ち向かう私立探偵スペンサー!新展開をみせる人気シリーズ第15作。

発行日：1995年11月01日

出版社：早川書房

ページ数：262P

【あらすじ】

ボストンの街は異常な連続殺人事件に恐れおののいていた。被害者はみな黒人女性で、股間を撃ち抜かれ、胸には赤いバラが残されていた。警官と自称する犯人の手紙を受け取ったクワーク警部補は、外部の人間であるスペンサーに協力を求め、独自の捜査グループを作る。ところが、スペンサーに挑戦状が届き、精神科医である恋人スーザンに危険が迫るにおよんで事態は一挙に緊迫した。狂気の殺人鬼に立ち向かうスペンサー。