■スポンサードリンク
メイドの推理とミステリー作家の殺人
このページは、小説に登録されている書籍について、小説ページに表示させるメインの書籍を設定するページです。
書籍一覧
1件 登録されています
■メイドの推理とミステリー作家の殺人 (二見文庫 プ 5-2)
![]() 【Amazon】 |
発行日:2025年07月16日
出版社:二見書房
ページ数:472P
【あらすじ】
前作『メイドの秘密とホテルの死体』から四年後、リージェンシー・グランド・ホテルでメイド主任として働くモーリーが、またもホテルで起こった殺人事件を同僚やスターク刑事らとともに捜査し、犯人を突きとめていくコージー・ミステリ。相変わらず多くの人に理解されづらい状況ながらも、今作のモーリーはそれを新たな強みにして、後輩を守り、みずから謎を繙いていくなど、大きな成長を見せる。殺された有名作家がそもそもモーリーと因縁のある人物だったことから、物語は現在とbeforeが章ごとに入れ替わる形式で綴られていき、終盤で両時代のエピソードからパズルのピースが埋まって、事件解決へと至る。わだかまりの残っていたスターク刑事との関係も当初はぎくしゃくしつつもしだいに距離が縮まり、バディさながらになっていく過程が読みどころ。亡き祖母の存在感は、数々の思い出が細やかに綴られるので、前作と比較してもまったく薄れていない。モーリー視点で語られる、プロローグ+本文28章+エピローグ。
※現在選択中です |