発行日：2004年12月01日

出版社：徳間書店

ページ数：378P

【あらすじ】

「ありゃ、南蛮の海賊船に襲われ行方を絶った船じゃねえか？」琉球首里の泊湊に悠然と姿を現したのは、まぎれもなく総兵衛の大黒丸。将軍綱吉が逝かんとしている矢先の帰還だった。最後のあがきを見せる柳沢吉保。因縁、いよいよ最終決着か？

発行日：2011年08月28日

出版社：新潮社

ページ数：485P

【あらすじ】

大黒丸は信之助の待つ琉球泊湊へ寄港した。薩摩・清の二重支配に喘ぐ琉球での自由な交易を目指す総兵衛に立ち塞がったのは、薩摩藩であった。総兵衛らは示現流の遣い手集団院外団を撃破し、六隻の軍船を連ねる十文字船団との海戦に勝利して、勇躍江戸帰還を果たす。そして遂に宿敵柳沢吉保との最終決戦に突入するー。感涙滂沱、破邪顕正の最終巻。新たに一章を加筆し堂々の完結。