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(短編集)
芝公園六角堂跡
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■芝公園六角堂跡
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発行日:2017年02月28日
出版社:文藝春秋
ページ数:192P
【あらすじ】
狂える藤澤清造の残影――
独りの死者と独りの生者。鬼気迫る四篇の〝夜〟と〝昼〟
ここ数年、惑いに流されている北町貫多。
あるミュージシャンに招かれたライブに昂揚し、
上気したまま会場を出た彼に、
東京タワーの灯が凶暴な輝きを放つ。
その場所は、師・藤澤清造の終焉地でもあった――。
「闇に目をこらすと、そこには狂える藤澤清造の、
最後の彷徨の残像が揺曳しているような錯覚があった。
――その朧な残像を追って、貫多は二十九歳から
今日までの生を経(た)ててきたはずであったのだ。」
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