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山妣



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書籍一覧

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■山妣(やまはは)

山妣(やまはは)
【Amazon】
発行日:1996年11月01日
出版社:新潮社
ページ数:488P
【あらすじ】
明治末期、東京からやって来た旅芸人が静かな越後の山村に嵐を巻き起こした。その男の肉体に隠された秘密、そして地主の若夫婦との間に芽生えた密やかな三角関係が、伝説の中から山妣の姿を浮かび上がらせる。明らかになっていく山妣の凄絶な過去。そして熊狩りの日、山神の叫ぶ声が響き、白雪を朱に染める惨劇の幕が開いた―。雪国の自然と習俗を背景に、情念と伝説が織りなす愛憎劇を濃密に描きホラー・伝奇小説の枠を破った比類なき千二百枚。

■山妣〈上〉 (新潮文庫)

山妣〈上〉 (新潮文庫)
【Amazon】
発行日:1999年12月27日
出版社:新潮社
ページ数:503P
【あらすじ】
明治末期、文明開化の波も遠い越後の山里。小正月と山神への奉納芝居の準備で活気づく村に、芝居指南のため、東京から旅芸人が招かれる。不毛の肉体を持て余す美貌の役者・涼之助と、雪に閉ざされた村の暮らしに倦いている地主の家の嫁・てる。二人の密通が序曲となり、悲劇の幕が開いた―人間の業が生みだす壮絶な運命を未曾有の濃密さで描き、伝奇小説の枠を破った直木賞受賞作。
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■山妣〈下〉 (新潮文庫)

山妣〈下〉 (新潮文庫)
【Amazon】
発行日:1999年12月27日
出版社:新潮社
ページ数:345P
【あらすじ】
「殺してくんろ。そいつは化け物んがんだ」。密通相手に肉体の秘密を暴かれた涼之助は、山妣の棲み処といわれる山に迷い込み、辿り着いた洞窟で獣じみた白髪の老婆に遭った一白日に曝され、凄まじい真実を炙りだしてなお蠢く愛憎。そして村は熊狩りの日を迎え、愛憎劇は雪山になだれ込む。業の炎に自らを焼き尽くす者、因果の軛から逃れようと喘ぐ者…白雪を朱に染める凄絶な終章。