発行日：2002年01月01日

出版社：徳間書店

ページ数：243P

【あらすじ】

都庁爆破テロ!警視庁捜査一課の児島要らは都庁関係者の事情聴取を始めるが、様々な圧力がかかり捜査は難航する。同じ頃、神奈川県警公安刑事・蛍橋政嗣は九年前に失踪した男の白骨死体が発見された新島にいた。贈賄容疑、外為法違反などであと一歩まで追い詰めた男だった。警察庁公安第一課長の特命により、彼はこの事案の再捜査を始めた―。水と油と言われる神奈川県警と警視庁。さらには公安部と刑事部の対立の中、二つの事件は意外なところから都庁を舞台にした謀略へとつながりを見せる!長篇本格警察小説。