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風に抱かれた鳥
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書籍一覧
2件 登録されています
■風に抱かれた鳥〈上〉
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発行日:1998年06月01日
出版社:新幹社
ページ数:355P
【あらすじ】
父親のわからない巫女の娘・玉順は、母子を助けたヨンチリと珍島から木浦へと行く。阿片中毒の母はすぐに行方不明になり、そして“父さん”と二人で飴売りをしながら生きる。唱劇を見せた“父さん”は、玉順にパンソリの唱い手になって欲しいと願い、玉順を南原へ妓生として売ってしまう。妓生になった玉順は、名を蓮紅と改め、パンソリを習い始めるが、それは妓生の芸ごとにすぎなかった。国唱・金万燮に出逢った蓮紅は、本物のパンソリを求めて一世一代の賭けをし、弟子にして欲しいと乞う。国唱にみそめられた蓮紅は、京城へと連れ立つ。名は芝仙と改められた。
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■風に抱かれた鳥〈下〉
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発行日:1998年06月01日
出版社:新幹社
ページ数:273P
【あらすじ】
苦しい修業に耐えた芝仙は、名唱の名を得た。同郷の詩人・朴大煥は芝仙のパンソリの耳「名唱」であり、互いに愛しあいながらも結ばれない。大煥は花枝という日本人女流作家との愛に流されていく自分をどうすることもできない。芝仙は大煥と花枝の愛の行方を気にかけながらも、パンソリの奥義を極めようとする。だが、芝仙はだんだんとパンソリ公演が出来なくなる時代の暗さを体で感じ、大煥もまた作品を書くことができなくなっていく。芝仙は何もかも失ってもパンソリだけを愛するためにだけ生まれてきたのだ…。
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