発行日：1991年09月30日

出版社：双葉社

ページ数：258P

【あらすじ】

桜野女子大学教授・阿羅悠介は、T新聞に、六年前のエジプト再訪の思い出を載せた。と、中東諸国を相手に急成長した商事会社『CFC』の福崎新生会長から連絡があって「急にお話しがしたくて…」。姪でカイロ生まれの由美子の好奇心にかられた調査によると、『CFC』は、人事に訳ありで、長男が常務で社長は次男、しかも仲が悪い…。会長は大のエジプト好きで、理事の次男が京永大学にピラミッドの多目的ホールを寄付するほど。が、そのホールで社長が殺された。こうして、〈遺蹟ロマン・ミステリー〉の幕が開いた。

発行日：1993年08月31日

出版社：双葉社

ページ数：334P

【あらすじ】

桜野女子大学教授・阿羅悠介が、T新聞に六年前のエジプト再訪の思い出を載せたところ、中東諸国を相手に急成長した商事会社『CFC』の福崎新生会長から「急にお話しがしたくて」との連絡があった。姪でカイロ生まれの由美子の調査によると、『CFC』は長男が常務で社長は次男、しかも仲が悪い、という人事に訳ありの会社であった。そして社長が殺された。