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(短編集)
神聖喜劇
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書籍一覧
9件 登録されています
■神聖喜劇〈第5巻〉 (1980年)
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発行日:1980年03月31日
出版社:光文社
ページ数:343P
【あらすじ】
※あらすじがありません
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■神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫)
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発行日:2002年06月30日
出版社:光文社
ページ数:578P
【あらすじ】
一九四二年一月、対馬要塞の重砲兵聯隊に補充兵役入隊兵百余名が到着した。陸軍二等兵・東堂太郎もその中の一人。「世界は真剣に生きるに値しない」と思い定める虚無主義者である。厳寒の屯営内で、内務班長・大前田軍曹らによる過酷な“新兵教育”が始まる。そして、超人的な記憶力を駆使した東堂二等兵の壮大な闘いも開始された。―不滅の文学巨篇、登場。
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■神聖喜劇〈第2巻〉 (光文社文庫)
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発行日:2002年07月31日
出版社:光文社
ページ数:538P
【あらすじ】
東堂太郎が回想する女性との濃密な交情。参戦目的、死の意義への自問自答は、女性との逢瀬の場で反芻されていた。村上少尉と大前田軍曹との異様な場面は、橋本・鉢田両二等兵による「皇国の戦争目的は殺して分捕ることであります」なる“怪答”で結着した。「金玉問答」「普通名詞論議」等、珍談にも満ちた内務班の奇怪な生活の時は流れる。やがて訪れる忌わしい“事件”の予兆。
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■神聖喜劇 (第3巻) (光文社文庫)
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発行日:2002年09月10日
出版社:光文社
ページ数:544P
【あらすじ】
「私の内面には、瞹昧な不安が、だんだん増大しつつ定着していた。早晩必ず何事か異変が起こるにちがいない」。誰かスパイのような“告げ口屋”がいる―東堂太郎の抱く漠たる不安が内務班全体にも広がり始めた。丁度その頃、ついに“大事”が発生。続いて始まった“犯人探し”は、不寝番三番立ち勤務の四名に限られた。その渦中に登場する冬木二等兵の謎めいた前身…。
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■神聖喜劇〈第4巻〉 (光文社文庫)
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発行日:2002年09月30日
出版社:光文社
ページ数:495P
【あらすじ】
堀江中尉に喚問された東堂太郎は、片桐伍長が企んだ“思想上の嫌疑”を論破する。上官上級者によって仕掛けられる無理難題に対する“合法闘争”はつづく。「知りません・忘れました」問題にも一応の決着が―。一方、奇怪な“事件”の犯人と目されて窮地に立つ冬木二等兵の、思いがけない過去を知り得た東堂は、冬木救済のために「精一杯抗うべく」決意を固める。
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■神聖喜劇 (第1巻)
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発行日:2006年04月30日
出版社:幻冬舎
ページ数:272P
【あらすじ】
日本文学の金字塔である大西巨人の小説「神聖喜劇」の完全漫画化。対米英開戦から間のない1942年初め、長崎県対馬要塞の重砲兵聨隊に新兵として配属された24歳の東堂太郎は、日本の軍隊の理不尽さに直面する…。
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■神聖喜劇 (第2巻)
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発行日:2006年04月30日
出版社:幻冬舎
ページ数:219P
【あらすじ】
日本文学の金字塔である大西巨人の小説「神聖喜劇」の完全漫画化。確実にその本性を現わす兵を兵たらしむるための「教育」。東堂は、類稀なる記憶力によって軍隊諸規則諸条文を正当に行使することでにそれに立ち向かう…。
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■神聖喜劇 (第3巻)
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発行日:2006年05月31日
出版社:幻冬舎
ページ数:272P
【あらすじ】
「わが日本の戦争は『殺して分捕る』が目的ではない。決して『殺して分捕る』が目的であってはならない」国軍の典型的少壮将校であるかに見えた村上少尉が発した言葉は、東堂太郎を驚かせる。彼の脳裡を巡る「日本古来の武士道」に象徴される日本人的心性の光と影。そして、入隊前に過ごした料亭「安芸」の“彼女”との情交―。長門の海を見晴るかす宿の一室、「人生の喪服」をまとったかのような“彼女”と、「無名の戦争」における犬死にを覚悟した東堂との間で交わされる、静謐のうちにも互いに斬り込むがごとき言葉と性の応酬…。一方、内務班における日常は、次々に奇妙な情景を現出させる。人間社会の非合理が凝縮された軍隊という強大な相手を向こうに、自らの論理性のみを恃んだ東堂の冷静な“戦い”が続いていく。近づく波乱への蠢動を秘めた緊張の第三巻。
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■神聖喜劇〈第6巻〉
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発行日:2006年12月31日
出版社:幻冬舎
ページ数:267P
【あらすじ】
「剣鞘摩り替え」犯人の疑惑に甘んじる冬木を励まし、併せて自らをも鼓舞しながら、東堂太郎は、軍規に定められた兵の正当な権利である「不条理上申」「意見具申」を実行する。一九四二(昭和十七)年三月十八日、教育の過半を既に終えた補充兵たちは、高浜演習砲台において休養のひとときを得る。穏やかな早春の午後にいつしかまどろんでいた東堂は、異様な気配を感じて目覚める。広っぱの一角において、第一内務班の“ガンスイ(のろま)”末永が、仁多班長らによって嬲り者にされていた。近隣の民家の軒先からイカの干物を失敬したにすぎない末永に対し、それを「陸軍刑法」上の重大犯罪と咎め立てた上官たちは、ついに彼に「死刑」判決を告げる。あまりにも滑稽かつ残酷極まりない光景を目前に、東堂と冬木とは、期せずして時を同じく立ち上がる…。巨編、ここに完結。
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