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塗仏の宴 宴の支度/宴の始末
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書籍一覧
10件 登録されています
■塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)
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発行日:1998年03月27日
出版社:講談社
ページ数:616P
【あらすじ】
昭和二十八年春。小説家、関口巽の許に奇怪な取材依頼が齎された。伊豆山中の集落が住人ごとに忽然と消え失せたのだからという。調査に赴いた関口に郷土史家を名乗る和装の男が嘯く。―「世の中には不思議でないものなどないのです」。男が現出させたこの世ならざる怪異。関口は異空間へと誘われるのか?六つの妖怪の物語で、「宴」の「支度」は整い、その結末は「始末」にて明らかとなる。
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■塗仏の宴 宴の始末 (講談社ノベルス)
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発行日:1998年09月17日
出版社:講談社
ページ数:636P
【あらすじ】
昭和二十八年、裸女を殺害して、木に吊すという事件が蓮台寺温泉で発生。その犯人として逮捕されたのは、当時世間を騒がせた猟奇犯罪にことごとく関係者として連なっている作家、関口巽だった。関口は言う。「多分僕がやった。僕が木に吊るして逃げるところを自分で見ていたのだから」―とまどう捜査陣。事態を混乱させるがごとく、街に溢れる奇怪なる宗教集団。「宴」の始末はいよいよ本書にて明らかになる。
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■文庫版 塗仏の宴―宴の支度 (講談社文庫)
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発行日:2003年09月12日
出版社:講談社
ページ数:994P
【あらすじ】
「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り―たいです」。答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出した東洋風の胡乱な集団六つ。十五年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第六弾。
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■文庫版 塗仏の宴―宴の始末 (講談社文庫)
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発行日:2003年10月15日
出版社:講談社
ページ数:1088P
【あらすじ】
「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあげたんですからねぇ」。その男はそう言った。蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で逮捕された関口巽と、伊豆韮山の山深く分け入らんとする宗教集団。接点は果たしてあるのか?ようやく乗り出した京極堂が、怒りと哀しみをもって開示する「宴」の驚愕の真相。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (上) (講談社文庫)
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発行日:2006年04月14日
出版社:講談社
ページ数:328P
【あらすじ】
「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (中) (講談社文庫)
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発行日:2006年04月14日
出版社:講談社
ページ数:328P
【あらすじ】
「私はいつだって、何も解っちゃいなかったのだ―」。元編集者・加藤麻美子を悲嘆の淵へ突き落とした修養団体「みちの教え修身会」と“謎の薬売り”尾国誠一の暗躍に関口は呟く。一方で古武術の一派「韓流気道会」に襲撃された中禅寺敦子に「私は先のことが判るのです」と告げた女あり。その名は華仙姑処女。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の支度 (下) (講談社文庫)
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発行日:2006年04月14日
出版社:講談社
ページ数:360P
【あらすじ】
「俺個人がねえだと?」。胡乱な健康法を伝授する「長寿延命講」のからくりを暴き、嘯く“心霊少年”藍童子の言に刑事・木場の心は乱れた。折から富豪・羽田隆三の依頼に応じて伊豆下田に赴いた織作茜の前に再びあの男が現れていう。「しりたいですか」。それは新しい道ならぬ黄泉路へと茜をさしまねく声だった。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(上) (講談社文庫)
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発行日:2006年05月16日
出版社:講談社
ページ数:352P
【あらすじ】
「その時は、それが真実になってしまうのです」。「成仙道」の幹部・刑部を前に、家族を“喪った”男・村上貫一は大きく揺れた。同じころ、「韓流気道会」の毒手は、突如消息を絶った木場を追う二人の刑事、青木と河原崎へと伸び、華仙姑処女は“開かずの間に居たモノ”にまつわる戦慄の体験を語りはじめる。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(中) (講談社文庫)
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発行日:2006年05月16日
出版社:講談社
ページ数:384P
【あらすじ】
「真逆ゲームが続いていた訳じゃないだろうな―」。中禅寺は電話口でそう云ったという。戸惑う記者・鳥口。眩暈坂を次々に上ってくる男たちの口から複雑怪奇な出来事が語られ、古本屋の座敷で収斂していく。揆を一にして伊豆では「成仙道」と「みちの教え修身会」が鹿砦を挟んで対峙。村中は鳴動した。
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■分冊文庫版 塗仏の宴 宴の始末(下) (講談社文庫)
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発行日:2006年05月16日
出版社:講談社
ページ数:368P
【あらすじ】
「愉しかったでしょう。こんなに長い間楽しませてあげたんですからねえ」。宴の“黒幕”は笑った。かつて戸人村でおきた事件の真相、十五年後の再会に仕組まれていた邪悪な目論見、そして囹圄の人たる関口巽は助かるのか…。事件のすべての謎を明かした果てに京極堂は時代の勢を察す。時、まさに昭和二十八年。
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