発行日：1987年02月28日

出版社：光文社

ページ数：264P

【あらすじ】

菊池隆友・鳩子の夫婦は、返すあてのない借金に切羽詰まり殺人を請け負う。依頼者は遠縁の会社社長宇田川時雄、殺す相手は中原美由紀だった。2人は美由紀のもつ謎めいた翳に疑惑を感じるが、大胆に彼女に接近。そして、ついに彼女を密室殺人の罠へ―。だが、土壇場で恐くなり止めを刺せず断念、証拠湮滅のため現場へ戻る。ところが、そこには動けないはずの美由紀が消え、なんと宇田川の死体が!気鋭の実力派が放つ本格サスペンスミステリーの傑作!

発行日：1990年10月31日

出版社：光文社

ページ数：389P

【あらすじ】

「私たちが死ぬのと、中原美由紀って人が死ぬのと、どっちがいい?」返すあてのない借金に切羽詰まつた若夫婦は、殺人を請け負う。2人はまんまと密室殺人の罠へ獲物を誘いこむが、土壇場で怖くなり止めを刺せなかった。しかし、証拠湮滅のために現場に戻った2人の前に依頼人の死体が。気侭な夫婦がはまった奇怪なトリック。岡嶋サスペンスの真骨頂。

発行日：2000年05月31日

出版社：講談社

ページ数：398P

【あらすじ】

「ある人物を、殺してもらいたい」。菊池隆友と鳩子の若夫婦は、突然の話に言葉を失った。膨らんだ借金に困り果て、鳩子の親戚である会社社長に泣きついた二人は、借金を肩代わりする条件として、殺人を依頼された。背に腹はかえられない。二人はターゲットの身辺調査に取りかかる。息もつかせぬ傑作長編推理。