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雨恋
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書籍一覧
2件 登録されています
■雨恋
![]() 【Amazon】 |
発行日:2005年01月26日
出版社:新潮社
ページ数:252P
【あらすじ】
世界がずっとこのままであればいい。ぼくは雨が永遠に止まないことを祈った、静かに深く彼女とつながりながら…。心を濡らすラブストーリー。
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■雨恋 (新潮文庫)
![]() 【Amazon】 |
発行日:2007年07月31日
出版社:新潮社
ページ数:353P
【あらすじ】
ある晩、マンションの居間で彼女は語りだした。「わたしは幽霊です。そういうことになるんだと思います」。OL・小田切千波は自殺したとされていた。だが、何者かに殺されたのだ、と訴えた。ぼくは彼女の代わりに、事件の真相を探ることにする。次々と判明する驚愕の事実。そしてぼくは、雨の日にしか会えない千波を、いつしか愛し始めていた。名手が描く、奇跡のラブ・ストーリー。
出版社からのコメント
「あの松尾由美が、こんなにまっすぐな切ない恋愛を書くなんて……」。これは、『文学賞メッタ斬り!』でおなじみ、切れ味鋭い文芸評論家・大森望氏が『雨恋』に寄せてくださった感想です。著者に書き下ろしを依頼しましたら、「いま、なんだかすごく、恋愛を書きたくて」とのことで、さーて、どんな作品になるのかしらんと待ち遠しかったのですが、それがいただいて読むうちに胸がじわ~っ、目がしらの奥がツーン。引き込まれる小説には、感情と生理的な反応が連動して起こる、とても素直な私、編集担当者の単純明快な反応がこれでした。SFとミステリの融合が生み出す松尾由美ならではの独特な空気感に、知らず知らずに惹かれあう(だけど決して結ばれることのない、ありえない恋におちた)主人公ふたりの心の機微がしっとりとはまっているのです。恋愛の要素のある松尾作品といえば、あの傑作『スパイク』がそうなのですが、『雨恋』にはそれがもっと強く、深く、しみ込んでいる。いったい、どうしたことなのか。松尾由美のなかでなにかが起こっている。SFとミステリと深遠なるラブ──『雨恋』の世界にひたりながら、松尾由美がどこに行こうとしているのかを確かめてください。
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