嫉妬探偵の蛇谷さん
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| 高校でおきたちょっとした事件を、嫉妬をよくする蛇谷さんと後輩の野水君が解決するラブコメ要素のある学園物。 ミステリーとしてみた場合は極端にすごい謎とかあるわけではないので、評価できるほどではありません。 ただし事件をおこした動機がいかにも未熟でありきたりな高校生らしく、青春ぽさがあります。 あまりに取り返しのつかない感情や事件を扱っていないので、妙な爽やかさが登場人物も含めて感じられます。 登場人物に繋がりがあるために完全に別ではありませんが、事件そのものはバラバラな連作短編集形式で、読みやすく、シリーズとして続くなら読みたいなと思わせます。 蛇谷さんは「嫉妬」とついていますが、どちらかというと普通の人が少しは感じても口に出さないだけの感情を素直に言っているだけで、本当に嫉妬深い醜いものが感じられないので、素直な野水君とコンビで、ピュアな可愛らしさがあり、魅力的です。 ちょっとミステリ要素のある話ということで、一般小説だとわりとあるレベルの作品ではあるので、ガツンと来るすごい作品を期待する人には向かないでしょう。 ただし私はあんまり重い作品は凄いと思っても読むのに力いるから、こういう気軽なライトミステリーはけっこう好きです。 | ||||
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| 荒唐無稽なキャラかと思えば行動原理はしっかりしており なかなかに面白い推理ものだったが 後半の結構無理くりなシリアス路線には残念 賞応募作品なので仕方ないといえばそこまでだが お笑い路線ならそのまま突き抜けてほしかった | ||||
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| 当初、先生や蛇谷さんのキャラが極端すぎるように思えたのですが、読み進める程に納得!次が気になって楽しめました。野水君に好感❣ | ||||
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| 他人を嫉妬せずにはいられないヒロインを探偵役に、思ったことが顔に出ることで嘘を吐くことができない主人公を助手にしたライトミステリ。学校を舞台にした日常系ミステリと呼ぶには、起きている事件が犯罪まがい、というかただの犯罪と思えるものばかりだったが、探偵、犯人ともに行動の奥に「嫉妬」という昏さが含まれていたので納得、というか寧ろこの程度で済んでよかったなと。狂言回しである主人公とヒロインの掛け合いも軽妙で、シリアス一辺倒になりがちなところをマイルドにしてくれていたのも良かった。謎自体は小粒で容易に想像がつくものではあったが、嘘の自白によって罪を減じようと足掻く犯人たちを、推理の刃で以って両断する姿は気持ちが良かった。ミステリというよりは、その事件を起こすに至った嘘や欺瞞にまみれた人間の醜さに対比するような主人公たちの関係性を楽しむタイプの作品だったかなと思う。 | ||||
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