変化 交代寄合伊那衆異聞
- 吉原 (59)
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最近注目の佐伯さん。 時代小説はほとんど読まないのだけれど、 面白かったです。 主人公が強いの何のって。 続きが気になってしまいました。 | ||||
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全体を通して勧善懲悪・英雄譚的な構成が際立ち、主人公:本宮をはじめ読者の視点サイドの登場人物が揃ってあまりにも超然としている。また、終章導入から大団円にかけて痛快すぎるというか、若干無理を感じた。 とはいえ、軽妙な筆致と過度の装飾を配さない描写は流石というべきで、ストーリーを愉しみながら活字を追うことができる。大地震という災厄とそれに始まる混乱を探索の煙幕に用いるアイディアも良い。本作に求めるべきはリアリティではなく、純粋にエンタテインメントとしての要素であろう。そこを割り切れば、★をもう一つ追加できる。 | ||||
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北方謙三、池宮彰一郎など、続々と新風を巻き起こす作者が時代小説に参入する状況は、時代小説フアンをとしては 実に嬉しい。 そして、ここにまた新たな時代小説作家から、新しいヒーロが生まれた予感がする。 信州伊那に領地を持ち、参勤交代をしいられる珍しい旗本である座光寺家(ざこうじけ)を舞台に、天竜川で鍛えた 剣豪本宮籐之助(ほんぐうとうのすけ)が活躍する佐伯の新しいシリーズ。 果たして、籐之助が、これまで生まれた様々な時代劇ヒーローに並び称される人物に育つかどうかは、これからに期 待をしよう。 本作は、その信州伊那で育った籐之助が、安政の大地震で混乱する江戸に使わされ、お家の一大事に敢然と立ち向か い、刺客と戦い、難問を解決していく。迫力ある剣劇シーンに、魅力的な周辺人物が登場し、今後の連作シリーズに 色を添えるんだろうと想像される。 正直言うと、上にふりがなを振った「座光寺家」「本宮籐之助」あるいは、本シリーズの名にもなっている「交代寄 合(こうたいよりあい)伊那衆異文」とか、どうも(時代物をだいぶ読み慣れているものにも)なじみのない単語、 人名が多用されるのに、ちょっと違和感を覚えるところがある。特に、個人名や建物、地名などにそれがよく見られ る。 ここらが、ある意味「ニュータイプ」の時代物なのかも知れない。たいした事ではないが、ちょっと気になる。 ともあれ、ニューヒーロの前途を祝して、☆5つとする。 | ||||
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