京都あやかし絵師の癒し帖
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 | 2017年06月28日 京都あやかし絵師の癒し帖 (スターツ出版文庫) 物語の舞台は京都。芸術大学に入学した如月椿は、孤高なオーラを放つ同じ学部の三日月紫苑と、学内の大階段でぶつかり怪我を負わせてしまう。このことがきっかけで、椿は紫苑の屋敷へ案内され、彼の代わりにある大切な役割を任される。それは妖たちの肖像画を描くこと―つまり、彼らの“なりたい姿”を描き、不思議な力でその願いを叶えてあげることだった…。妖たちの心の救済、友情、絆、それらすべてを瑞々しく描した最高の感涙小説。全4話収録。(「BOOK」データベースより) |
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| 京都だから、古都ゆえに人と妖のそれぞれの長い営みや、交わりがあるとしても何も不思議は無いと思いました。銀閣寺は、訪れたことがあるので、直ぐに雰囲気を思い出しました。貴船神社は今度行って、「あああの…」とおつかいに行ったところを思おうと決めました。 | ||||
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| 私は京都が大好きで、書店で題名を見かけて値段が安い事もあり迷わず購入。読み始めはどうしても『妖』という世界観を説明するため、「夏目友人帳」等で既に免疫が出来ている人は少し退屈になるかもしれない。しかし、それがひと通り過ぎるとそれぞれの逸話は心を温かくしてくれて、自分がどんどんこの世界観に入っていくのが心地良かった。まさに京都という土地に似合っていて、怖くなく、優しい。折角の個性的なキャラクター達、続きが読みたい！という期待を込めて星4つ。 | ||||
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