わたしは贋作
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作者が後書きでこの小説は「芸術活動へのラブレター」と言っています。その通りで、実在のアーティストの名前がたくさん出てくるだけでなく、ヒロインの制作シーンも真に迫っています。 ヒロインは労働者階級出身で、コネもないアーティスト。しかも女性。業界で活動しているアーティストの9割は男性で、女性の作品は評価されず、価値も低く見積もられることが書かれています。 これでもかと踏みつけられ、自尊心をボロボロにされながらも、ヒロインは成功への階段を登っていきます。制作にかける圧倒的な熱量と解放感が良かった。 ある種、スクールカースト的な設定があります。憧れのグループにいる男性は少女漫画的には理想の男性ですね。 最後はこういう選択をしたのか、としみじみしました。 面白かったです。 | ||||
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人気の芸術家集団パイン・シティ。メンバーの中で、ひときわ魅力を放つ女性ケアリー。彼女の死には秘密があった。ケアリーに憧れ、理想としてきた主人公の「わたし」は、ようやく芸術家として独立を果たしたと思っていた矢先、作品を火事で焼失してしまう。展覧会に間に合わなければ全て失う。かつてケアリーが使っていたアトリエを借り、必死に作品制作に取り組む「わたし」は、ケアリーの死の真相を知ることとなる…。死の真相が明らかになる場面は、まるで実在した芸術家の最後を思わせるほどリアルで衝撃的でした。ただ、ミステリーとしての深みはありません。ミステリーよりも「わたし」の人生と制作過程が興味深かったです。芸術作品を作るのが、こんなに過酷な作業とは…。それから本作には実在した芸術家が多数出てきます。名前を検索して作品を知る楽しみもあります。本作を読めば、芸術作品や芸術家に対する気持ちが変わるかもしれません。 | ||||
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