殺意のシステム
- ユーモア・サスペンス (43)
- 心理サスペンス (72)
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著者サイモン・ブレットは脚本家出身で現代イギリスを代表する人気作家の一人、日本においては一部のミステリーファンを除けば知る人ぞ知る程度の知名度であることもまた間違いない、本作は「アメリカン・サイコ」のイギリス版「ブリティッシュ・サイコ」の趣きもあるブラック・ユーモア溢れた一編でこちらはスプラッター度合いはほとんど無いのでミステリー好きには誰にでも推薦できます、ある種「太陽がいっぱい」風のどんでん返しも楽しいでしょう、 本作は英米では現在もロングセラー本、カセットまで発売されていることからあちらでの人気度がうかがえるというものです、発表当時にベストセラーになった関係からマイケル・ケイン主演で映画化もされました、主人公の心理を丹念に記述するスタイルは現在の日本のミステリー作家などもけっこう参項にしているのでは? 訳文のよくこなれた日本語でとても読みやすい、ただし一点を除けばです、それが「グレイアム」という表記、主人公の名前Graham Marshall、これを訳者は「グレイアム・マーシャル」と表記しているのです、例えば日本人に最も馴染み深いGrahamといえば電話の発明者ベルですが普通はグラハム・ベルと書きグレイアム・ベルとは表記しないでしょう、 確かに辞書によっては発音記号をそのままに「男子名 グレイアム」、ほかの辞書なら発音記号を参考にしながらも聞き取りにより忠実に「グレアム」と記しますが、3DKを「サン・ディー・ケー」としたり顔で読むアナウンサーを見るような居心地の悪さを感じます、毛はモウなのに金はキム、Hepburnはヘップバーンになったりヘボンになったりと、日本語の文脈内で使うなら誰でもわかる読み方が正しいでしょ、 | ||||
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