デルタ野郎
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マイク・ハマー、タイガー・マンに続く・・・はずだったスピレイン第3のヒーロー、脱獄の名人“疾風のモーガン”の活躍を南米を舞台に描く作品。 ドジを踏み、犯罪がばれて逮捕されたモーガンが、国の恩赦の特典と引きかえに共産主義国家の刑務所に幽閉された科学者を救出するのだが、前置きが長い! 救出劇の下準備で長いのではなく、潜伏先のホテルのバーで酒を飲んだり、カジノに興じるシーンが必要以上に長く、作品の仕上がりが怠惰な感じになってしまった。 そのせいか、当初は新シリーズとして発表されるも、この作品だけで終わってしまった。 | ||||
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プロの犯罪者で脱獄の名手「疾風のモーガン」が、つまらないことで逮捕され、その腕を買われて国の諜報機関と取り引きをすることになる。目標は、独裁者が治めるある国の、鉄壁の守りに固められ脱走者を一人も出したことのない、通称「バラの館」と呼ばれる刑務所に収容されている科学者を助け出すこと。パートナーの女性諜報部員と共にその国に潜入したモーガン、果たして科学者を救うことができるのか? 疾風のモーガンが難攻不落の刑務所に挑戦、さぞやハラハラするような冒険が待ち構えているのだろうと期待して読み進めたのですが、みごとに期待ハズレでした。「バラの館」に潜入するための下準備にページの多くが割かれていて、実際に忍び込むのは物語の3分の2も過ぎたころ。しかも、銃撃戦などのアクションはあるものの、拍子抜けするほどアッサリと書かれているのにガッカリしました。下準備のほうも、綿密な計画を立てて・・・、といったようなものではなく、行き当たりばったり(に見える)にあっちこっちに顔を出し、独裁者やその右腕の警察長官、バーのバーテンなどと会話をかわす、といったもの。この会話を、プロとしての自信を表わすもの、シャレて粋なものと読めればまだ少しはおもしろく読めたのかもしれませんが、私には傲慢な駄弁、どうでもいいような無駄口としか読めず、どうにもいただけませんでした。 | ||||
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