平井骸惚此中ニ有リ 其貳
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あらすじ
「大丈夫、すぐに小生が解決してみせるからね」那須の一等地にある、山深い洋館のホテル。窓の外を眺める河上くんの目に飛び込んできた異様な光景―轟く雷鳴に照らし出されたのは、露台から吊された華族・日下家跡取りの変わり果てた姿。怯える涼嬢と撥子嬢に、勢い込んで告げる河上くんでありましたが…。担当編集者、緋音嬢の誘いにより、真夏の帝都を逃れ避暑と洒落込む、探偵作家・平井骸惚一家と弟子の河上くんたち。しかし、ただ安穏と避暑などと、世の中そうは甘くはなく…。―私は命を狙はれてゐる 緋音嬢が、骸惚先生と河上くんに手渡したのは、日下家長男である、直明氏からの封書でした。折からの嵐により、外部との連絡手段を絶たれた洋館。雷鳴と豪雨に紛れるように、一人、また一人と消されていく日下家の跡取りたち―。絡む華族四兄弟の思惑に、探偵作家・平井骸惚と河上くんが挑む、本格推理譚第二弾。(「BOOK」データベースより)
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評判
平井骸惚此中ニ有リ 其貳の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
平井骸惚此中ニ有リ 其貳の総合評価:
8.33/10点 レビュー 6件。
感想一覧
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先だっての当主の病死によって、日下家は現在、家督相続の問題の渦中にあります。
病弱な長男、粗野な次男、陰湿な三男、女ったらしの四男。
当主代行を務める直明氏は、気取ったところもなく先進的な考えの持ち主の人物ですが、
彼こそが「命を狙われている」と緋音嬢に手紙を送ったのが事の発端だったのです。
もとはホテルだった洋館でくつろぐ一行ですが、当の直明氏が不審な自殺を遂げます。
そこから連続殺人事件の幕が上がるのでした。
う〜ん、前回に比べると大正浪漫の情緒があまり感じられなかったのが残念でした。
閉鎖された洋館での事件なので、仕方ないのでしょうけど。
また、ギスギスした兄弟間の人間関係と、あまり気持ちのいいものでなかったのも苦しかったです。
涼嬢と撥音嬢の愛らしさが唯一の救い。
ラノベらしさは少なくなって、よりミステリっぽかったかな。
わりと普通の洋館ミステリという感じじゃないでしょうか。