霧に溶ける



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    初公開日(参考)2008年11月
    分類

    長編小説

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    霧に溶ける―笹沢左保コレクション (光文社文庫)

    2008年11月11日 霧に溶ける―笹沢左保コレクション (光文社文庫)

    ミス・コンテストの最終予選に残った五人の美女。最終審査を前に、脅迫、交通事故など彼女たちを襲う事件が次々と発生し、ついには怪死事件が!自殺か?他殺か?警視庁特捜班の前には、巧妙なアリバイ工作、鉄壁の密室など、複雑に絡み合った“犯罪連立方程式”が立ちはだかる。周到な伏線が、読者を不可能犯罪の迷宮へと誘う、笹沢本格推理の決定版。 (「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (3pt)

    犯人設定については無理があるが、本格ミステリに賭けた情熱は窺える

    デビュー作にして代表作「招かれざる客」に次ぐ作者の第二作。ミス・コンテストの最終候補に残った5人の女性及び関係する男性達を題材にした物語。前半は5人の女性の各々の強かな思惑が描かれるが、一人として無垢な女性はおらず、構成上の必然とは言え、作者の底意地の悪さが感じられる。
    まず、一人が自動車事故で怪我をして入院、続いてもう一人が密室状態下でガス中毒死。急に事件らしい展開になる。更に、もう一人が二つ目の事件とほぼ同時刻に自宅の棚の崩落による事故死。担当警部補は二つの事故死を殺人と睨むのだが...。生硬い文体であるが、本格ミステリに賭ける情熱が伝わって来る。加えて、もう一人が二つの事件と同日に自宅の冷蔵庫の中で窒息死していた事が後から発見される。二つの(準)密室に対する「How Done It」と「Who Done It」。冒頭で語られる一組の男女の情念と共に、終盤これらの謎解きがなされる。特に密室に関しては現場の見取り図を入れたり、伏線をキチンと張ってあったりと、読者への挑戦心と公正心に溢れており、中々買える。ただし、犯人の設定については問題があろう。先述の一組の男女の情念が生々しく描かれているのに対し、如何にも砂上の楼閣。説得力が皆無である。
    とは言え、当時の笹沢氏の本格ミステリに賭けていた情熱とアイデアが窺え、貴重な作品と言える。
    霧に溶ける―笹沢左保コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:霧に溶ける―笹沢左保コレクション (光文社文庫)より
    4334745032



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