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VICE- ヴァイス- 孤独な予言者
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VICE- ヴァイス- 孤独な予言者の評価:
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21～23 2/2ページ
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| 占い依存だった私を救ってくれた一冊です!楽してうまく生きようと必死に占いにしがみついてきた迷い虫でしたが、それが間違いだったと気付けました。主人公や登場人物の生き様に、著者からのメッセージが篭っていてとても生き生きした作品です。運命があるとしても、それは人間が知るべきものでは無い、むしろ踏み入れてはいけない領域なんですよね。人生なんて苦しいのが当たり前なんだなあ、逃げちゃダメなんだなぁって思えました。生きる苦しみの中に人間らしい優しさとか、幸せがあるって事がよく解りました。 本当に救われました。読むと、人生観変わりますよ。 | ||||
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| 占い師が主人公のこんな小説って初めてでは！ 予言がはずれたら代償を払うという、ハードボイルドな闇の占い師。 スリリングな物語に引込まれます。 お人好しゆえに窮地に立たされた産婦人科医の山本、 主人公と心を通わせる孤独な女性、あかり。人物のひとりひとりがリアルに、 いろいろな事情の中で生きている。なかでも、苦悩しながら占い師として生きる 主人公の郷原悟は、抱きしめたくなるほど哀しくて魅力的です。 郷原には、占い師なんかやめて、幸せになって欲しいな…。 プロローグの前に、親鸞聖人の和讃の一節が掲げられています。 かなしきかなや道俗の 良時吉日えらばしめ 天神地祇をあがめつつ 卜占祭祀つとめとす 今日は吉日だとか運気が悪いとか、そんなものにすがっていると、 人は自分の心を見失ってしまう。この作品から伝わってくるのは、 「だから占いになんて頼らないで」というメッセージ。その訴えは単なる 占い批評ではなく、優しく、人を前向きにさせる「信じる心」に満ちています。 とくに終盤のあかりの独白は、とても清々しくて、うんうん、そうだよねと、 心にしみ入りました。 占いやスピリチュアルにハマっている人は、拒絶反応を起こすかも？ でも、そういう人たちにこそ、ぜひとも読んで欲しいです。 | ||||
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| 占い師が主人公のこんな小説って初めてでは！ 予言がはずれたら代償を払うという、ハードボイルドな闇の占い師。 スリリングな物語に引込まれます。 お人好しゆえに窮地に立たされた産婦人科医の山本、 主人公と心を通わせる孤独な女性、あかり。人物のひとりひとりがリアルに、 いろいろな事情の中で生きている。なかでも、苦悩しながら占い師として生きる 主人公の郷原悟は、抱きしめたくなるほど哀しくて魅力的です。 郷原には、占い師なんかやめて、幸せになって欲しいな…。 プロローグの前に、親鸞聖人の和讃の一節が掲げられています。 かなしきかなや道俗の 良時吉日えらばしめ 天神地祇をあがめつつ 卜占祭祀つとめとす 今日は吉日だとか運気が悪いとか、そんなものにすがっていると、 人は自分の心を見失ってしまう。この作品から伝わってくるのは、 「だから占いになんて頼らないで」というメッセージ。その訴えは単なる 占い批評ではなく、優しく、人を前向きにさせる「信じる心」に満ちています。 とくに終盤のあかりの独白は、とても清々しくて、うんうん、そうだよねと、 心にしみ入りました。 占いやスピリチュアルにハマっている人は、拒絶反応を起こすかも？ でも、そういう人たちにこそ、ぜひとも読んで欲しいです。 | ||||
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