怨み返し

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怨み返しの評価:

3.00/5点 レビュー 1件。 - ランク

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(3pt)

刑事たちを含む日常がとてもコミカル

主人公は49歳のノンキャリアの祖父江忍警部補。東京文京区の住宅街の一角で発見された、右手首のない絞殺死体。側には、チョークで描かれた奇妙な図形と数字。これは、「次の犯行予告かもしれない」。次々に起きる背筋が凍る猟奇性の殺人事件。被害者に共通するのが山形県の小学校の同級生と解る。小学校時代のイジメの様子と事件の捜査状況の展開が交互に描かれ、犯人もいじめられていた人物の怨みによる犯行ではないかと推定されてストーリーが進むが、しかし、さすがミステリー途中から予測できないスリリングな展開ですすむ。・・・そして、驚愕の結末。
「新世代警察ミステリー」とあるように陰惨な事件の真相とは対極に、裸にならないとトイレに行けない上伺や不倫・ストーカーなど女性刑事たちを含む日常がとてもコミカルに描写されていて、その軽さが気になる部分ではあるが、猟奇性や、辛酸なイジメが絡んでいる話の割りには気軽に読めた。子供時代のあだ名が特定できずにそれが鍵になっている。親と子の偶然のご都合的な部分もあるが子供遊びの「どこ行き」を絡めて面白いミステリーに出来上がっている。
怨み返し Amazon書評・レビュー: 怨み返しより
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