レテの汀
評判
レテの汀の評価:
5.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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レテの汀の評価:
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
主人公は生真面目に古本屋勤めを続ける青年。
過去にとらわれ、息をひそめるように
生きてきた彼が、甥っ子同伴で
亡き母の原点をたどるなかで、
思いがけない経験を重ねます。
コレ11歳男子のキャラクターが超ヤバい。
頭を働かせ22歳年上の叔父を導くような、
まさかのパワーが詰まってるんです!
一方で子供らしさや繊細さもあって
メッチャ好感が持てました。
自己否定におぼれる青年の歩みは、
痛いほど胸に迫りました。
淀んだ世界が少年の登場で滑らかになり、
島での思いがけない出会いも加わって
流れるように動き出すところが素晴らしかったですね。
物語と並走するように、
私のこわばった心もふっと緩みました。
終幕はすっかり心が晴れるのとは
違うところに彼らしさがにじみ、
胸にストンと落ちましたよ。
おかげで私も現実に折り合いをつける
意識を持ちたいと思えました。
いま、この作品に出逢えてよかった!
(対象年齢は13歳以上かな)