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ソクチョの冬の評価:
3.67/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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主人公とフランス人漫画作家の微妙な関係と心の揺れ
「物語」から「バンド・デシネ」に継承される主人公の自己同一性
ソクチョ(束草)という韓国北東部の港町での、ある20代女性(彼女もフランス・韓国のダブルという設定)とフランスからやってきた中年?バンド・デシネ(フランスの漫画)作家の出会い。淡々と描かれる物語は、ちょっと60年代のフランス映画みたい。恋愛小説でもなく、大きな事件も起きないこの小説での主人公の「心の揺らぎ」~彼女が書きたかったのはそれでしょうか?そしてここでも出てくる南北分断~終わらない戦争の傷。
ちなみに原著はフランス語圏で多くの文学賞を受賞、英語版が2021年全米図書賞翻訳部門を受賞。現在4作目を執筆中とのことですが、これまでの3作はどれも「越境する存在・境界の外にいる存在」としての人の姿を描いているようです。大いに共感します。