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100回泣いても変わらないので恋することにした。
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100回泣いても変わらないので恋することにした。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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定番ですが、地味系学芸員である主人公の造形や、街に伝わる河童伝説、小さいおじさんなど、モチーフは悪くないです。恋愛モノの第一部、推理モノの第二部と分けたのも、アイディアとしてはよかったと思います。 しかし、著者にはエレクトラコンプレックスがあるのか、なぜか登場人物の多くが、親の恋人と肉体関係があり(あるいは子供の恋人と肉体関係があり)、そのため、第二部に関しては、登場人物の関係が無駄に複雑です。一方で、推理の手がかりはかなり見え透いたものであり、推理小説としては稚拙な印象を受けました。 かつ、全体のラストにあたる第二部の最後は、唐突な展開に、戸惑いました。 ==ここからは、ネタバレを含みます== いきなり伝奇色が強くなり、最後の10ページに、それまで登場していなかった河童(ホンモノ)が登場して戦いはじめるのは、いかにもとってつけたような印象を受けました。さらに、そこで河童と戦った母親の間男に主人公が惚れて、そのままハッピーエンドのように終わるのも、心理としてよくわからず、それまで好印象だった主人公に、最後はまったく感情移入できないまま終わってしまいました。 最後に、タイトルは非常に魅力的だと思います。 | ||||
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なかなかのまれに見る駄作に出会いました.… 表紙もよく序盤の主人公もよかったのですが 母親の男にときめきその関係を続けたいと思う… とにかくよくわからない作品でした 最初は恋愛かなって思っていたら 次に殺人が起きて最後なんとなく恋愛に 落とし込ん感が否めません 正直読むのをおすすめしません | ||||
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小さいおじさん・槙原伝之丞の2作目(たぶん)。 地方都市の私立の小さな博物館に席を得た学芸員を主人公に、 その土地の伝承や、突然の母親出現による一騒動、博物館経営者一族のお家騒動、 さらに殺人事件と、めまぐるしい晩夏から文化の日辺りまでを描く。 子どもの頃に捨てられた母親が現れ、東京で一緒に暮らそうと言う(自分が有利な再婚をするため)。 それを断ると、母親は自分の彼の一人(若い男)を派遣し、娘を落とそうとする。 娘は男の裏に母の存在を知り、一度は諦めるが、やはりと翻意して…。 おじさんの活躍は楽しいのだが、主人公が如何せん、力不足。 ゆえに物語が陳腐になって、面白みが退色して行くのが、頁を追うごとに酷くなる。 面白さを凌駕するほど、主人公が筋悪なのだ。 発想、視点、展開は良いのに、勿体ないことだ。 おじさんの続編なので期待する向きもあるとは思うが、本代と読む時間が無駄になる覚悟が必要かもしれない。 | ||||
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