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花嫁は警察署長
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花嫁は警察署長の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ずいぶん前に読んだ本なのですが、きちんと描かれている人物描写や、次のスーザン(主人公)のしみじみと、お互いの関係をつくっていく、最近のような、がっついていない、恋の行方が気になります。本国では、続編が、かなり出ているようなのですが、翻訳されずにこのような小さな宝のような本をうずめてしまうのは、大変もったいない事だなぁと、思っています。 | ||||
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田舎町の警察署長と結婚したサンフランシスコ警察のスーザン。夫の住む町へ来たのもつかの間、夫が事件の捜査中に拳銃で撃たれ殺される。新婚早々に未亡人になってしまったスーザン、犯人を見つけ出すために、町長に直談判、臨時の警察署長として事件の捜査を開始する。 一時流行った、というより氾濫していた女探偵もの(女だからってバカにしないで!なんでも一人でできるし、誰にも頼らないという調子のもの、差別に立ち向かう女性を描きたかったのでしょうが、あまりに「女性」にこだわりすぎて、差別と区別の違いもわからないんじゃないのと言いたくなるような女性が探偵役のものです)かと思って読み始めたのですが、ちょっと違っていました。確かに主人公のスーザンは、「女性」の警察署長ということで周りから侮られたり好奇の目で見られ、そのことについて同僚と議論もするのですが、大上段に構え肩肘を張ったものではなく、愚痴や泣き言を交えつつなものなので、かえって女性軽視と差別の風潮の中で一人の人間として見られることの大変さが伝わってきます。 ミステリの肝心な部分もよくできていて、クライマックスの盛り上がりも典型的ではあるけれどなかなかのもの。読んでいてゾクゾクしてきます。 シリーズ化されているようなのですが、この後の作品が翻訳されていないのが残念です。 | ||||
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