花嫁は警察署長



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初公開日(参考)1993年05月
分類

長編小説

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花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1993年05月31日 花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

まさか、ダンが撃たれたなんて。サンフランシスコ市警の警官スーザンが、カンザスの片田舎の警察署長ダンと結婚したのは、つい六週間前のこと。ところが、幸せな新婚生活も束の間、夫が何者かに殺されてしまったのだ。犯人はきっとわたしが捕まえてみせる。市長に懇願して臨時の警察署長になったスーザンは、みずから犯人探しに乗り出したが…。マリス・ドメスティック・コンテストの最優秀作に輝いたユーモア・ミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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花嫁は警察署長の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(5pt)

何故他の続編が翻訳されないのか残念・・・

ずいぶん前に読んだ本なのですが、きちんと描かれている人物描写や、次のスーザン(主人公)のしみじみと、お互いの関係をつくっていく、最近のような、がっついていない、恋の行方が気になります。本国では、続編が、かなり出ているようなのですが、翻訳されずにこのような小さな宝のような本をうずめてしまうのは、大変もったいない事だなぁと、思っています。
花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150792011
No.1:
(4pt)

シリーズの翻訳希望

田舎町の警察署長と結婚したサンフランシスコ警察のスーザン。夫の住む町へ来たのもつかの間、夫が事件の捜査中に拳銃で撃たれ殺される。新婚早々に未亡人になってしまったスーザン、犯人を見つけ出すために、町長に直談判、臨時の警察署長として事件の捜査を開始する。
一時流行った、というより氾濫していた女探偵もの(女だからってバカにしないで!なんでも一人でできるし、誰にも頼らないという調子のもの、差別に立ち向かう女性を描きたかったのでしょうが、あまりに「女性」にこだわりすぎて、差別と区別の違いもわからないんじゃないのと言いたくなるような女性が探偵役のものです)かと思って読み始めたのですが、ちょっと違っていました。確かに主人公のスーザンは、「女性」の警察署長ということで周りから侮られたり好奇の目で見られ、そのことについて同僚と議論もするのですが、大上段に構え肩肘を張ったものではなく、愚痴や泣き言を交えつつなものなので、かえって女性軽視と差別の風潮の中で一人の人間として見られることの大変さが伝わってきます。
ミステリの肝心な部分もよくできていて、クライマックスの盛り上がりも典型的ではあるけれどなかなかのもの。読んでいてゾクゾクしてきます。
シリーズ化されているようなのですが、この後の作品が翻訳されていないのが残念です。
花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:花嫁は警察署長 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150792011



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