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綾香



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【この小説が収録されている参考書籍】
綾香

綾香の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

今の日本を救済する方策が無い事のもどかしさ

新境地ですね。ミステリーではないと思う。
出てくる人間たちはみな今の日本の、表立っては出てこない暗部の住人。
いじめ、ネグレクト、子育てのできない親、息の詰まる学校、
実父による性的虐待、介護ビジネスの実情、職が無くキャバクラにしか
勤められない若い女性、ヤクザと表裏一体の警察、ニセ者のスピリチュアル詐欺師・・・

これはまさに今の日本の実情の鏡模様ではないか。

綾香の死生観が2度、長文で繰り返される。

「人は死んだ途端、どこかでぱっと目覚めるんだと思う。そのどこかっていうのは、
 天国とか地獄とか、そういうんじゃなくて、・・・」

宗教では救済されないのは日本人には明らかなのだ。
出口が見えないこの日本という国を救済する術はどこにあるのか。
涼が明るく生きていく事に希望を託さずにはいられない。
★★★★★いつつ。
綾香Amazon書評・レビュー:綾香より
4334928293
No.1:
(3pt)

ホラーではありません。

作者初めてのミステリーなんですかね。

テーマが”死”である事はお約束なのですが、ホラーではありません。

これまでの作品同様に読みやすいライト・ノベルふう。

22時台の大人のテレビのシナリオとしてもいけそう。

かもめ幼稚園の続編を期待します。
綾香Amazon書評・レビュー:綾香より
4334928293

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