謎のトマ

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

謎のトマの評価:

1.00/5点 レビュー 1件。 - ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点1.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(1pt)

これが最期というのなら 20220419追記

読もうとすると、ことごとく短く切れる蕎麦を啜るのに似た経験を伴うことに気づかされます。さまざまにじぶんを鍛えながら、また宥めながら進むと、アンヌの最期のくだりで、はじめて照準が合ってくるなにかに気づかされ、喜悦の持続に突入することができます。けれど、それは本物の引き潮の前触れに過ぎなかった。氏の訳を無為とは申しませんが、あらたな方のあらたな訳が必要と、読了後も感じています。歯が、テキストにしっかりと食い込んでいるものを読みたいからです。

20220419追記:
わたしの不遜が、ここに剥き出しになっています。
一方的なものの貧しさが、ここに横たわり、いい顔をしています。
不可能な謝罪を、ともに味わっていただくために、ここに彼の方の文を引き置かせていただきます。
責を負うこだまとして、わたしはここに留まり、愚かさの歩みをつづけて参ります。
ごめんなさい。

『彼について描くのは、ひとつの困難が伴う。夜に向けて語りかけなければならないという困難が。夜とは、哲学的な思考の中で昼の次元に属さず、見えるものや記憶の次元にも属さないもののことである。それは、沈黙に近づこうとすることであり、言説がそのまわりに配置されていく。「詩」だけがときおり、この沈黙を見いだす。だが、それは言葉とエクリチュールの運動そのものにおいては開示されず、つねに逃れ去ってしまう。夜の一部が言語の中に書き込まれることもあるが、それは同時に、抹消の瞬間である』(アンヌ・デュフールマンテル)
謎のトマ Amazon書評・レビュー: 謎のトマより
4120043886
No.1
(1pt)

これが最期というのなら

読もうとすると、ことごとく短く切れる蕎麦を啜るのに似た経験を伴うことに気づかされます。さまざまにじぶんを鍛えながら、また宥めながら進むと、アンヌの最期のくだりで、はじめて照準が合ってくるなにかに気づかされ、喜悦の持続に突入することができます。けれど、それは本物の引き潮の前触れに過ぎなかった。氏の訳を無為とは申しませんが、あらたな方のあらたな訳が必要と、読了後も感じています。歯が、テキストにしっかりと食い込んでいるものを読みたいからです。
謎のトマ Amazon書評・レビュー: 謎のトマより
4120043886