伝えたい。――もう二度と会えない君へ 生きる希望もなく過ごす高校生の有希は、一冊の本に出会い小説家を志す。

夢も目標も見失いかけていた大学３年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜という少女が現れた。

初めて会ったはずの君に 僕はどうしようもなく惹かれた 中2の涼は転校先の学校で、どこか大人びた同級生・百合と出会う。

「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。

高2の茜は、誰からも信頼される優等生。しかし、隣の席の青磁にだけは「嫌いだ」と言われてしまう。

親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。

君が世界を変えてくれた――。

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。

余命が見える僕と、余命を失ってしまう君の物語 君の未来を変えられるのは僕だけなんだ。

君との約束が生きる意味を教えてくれた――切ない恋の奇跡に、何度も涙! 大切な恋人・星弥を亡くし、死んだように生きる月穂。

もう一度、彼を救うチャンスをください。未来は変えられると信じて――。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

君と出会えた奇跡を、永遠に忘れない。たとえ君が人殺しだとしても。

それは、君を守るための 青春のすべてをかけた嘘だった――。 高校二年、春。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

家にも学校にも居場所がない内気な高校生・悠花。日々の楽しみは恋愛小説を読むことだけ。

君と全力で生きた時間が僕の未来を変えたんだ 母の死をきっかけに幸せを遠ざけ、希望を見失ってしまった瑞樹。

難病で入院している恋人・壱星のために写真を撮る高２の萌奈。

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の登場人物たちが繋ぐ、青春群像劇。

恋愛のトラウマのせいで、自分に自信が持てないかの子。あるきっかけで隣の席の佐々原とメールを始めるが突然告白される。

この人を好きになってよかった――140字で綴られる、出会いと別れ、そして再会。

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

あることがきっかけで家族も友達も信じられず、高校進学を機に祖父母の家に引っ越してきた真波。

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。

高2の茉菜果は、身長も体重も成績もいつも平均点。“まんなかまなか”とからかわれて以来、ずっと自信が持てずにいた。

これは、世界一感動的な、僕が人殺しになるまでの物語。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。

余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する(『優しい嘘』冬野夜空)、命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びにいくふたりを描く(『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ)、大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ(『君のさいごの願い