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国銅
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書籍一覧
4件 登録されています
■国銅〈上〉
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発行日:2003年06月01日
出版社:新潮社
ページ数:317P
【あらすじ】
長門産の極上の銅を命がけで掘りだし、精錬し、舟で運び、鋳込む。若き国人も初恋の人、絹女に見送られ、十四人の仲間とともに都へ向かった。一たび故郷を後にすれば、再会かなわぬことも覚悟して…。着想から十年。「名もなき使い捨ての人足がいたはずだ。どうしても描いておかねば…」。著者のたぎる想いが胸をうつ、堂々の天平ロマン、ついに結実。
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■国銅〈下〉
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発行日:2003年06月01日
出版社:新潮社
ページ数:320P
【あらすじ】
蟻のごとく働くこと十年。都の女を愛し、詩で心慰め、現場仲間と苦楽を共にした。外型を焼き固め、鋳込み、再び型どりをする。繰り返しの過酷な毎日でも、国人は仏の教えと「わずかな言葉」を頼りに、必死に生きた。そして遂に大仏は完成したが…。家族に看取られることもなく野辺に散った無名の者たちの、かくも深き歓びと、痛切なる哀しみを描く。
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■国銅〈上〉 (新潮文庫)
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発行日:2006年02月28日
出版社:新潮社
ページ数:432P
【あらすじ】
歯を食いしばり一日を過ごす。星を数える間もなく眠りにつく。都に献上する銅をつくるため、若き国人は懸命に働いた。優しき相棒、黒虫。情熱的な僧、景信。忘れられぬ出会いがあった。そしてあの日、青年は奈良へ旅立った。大仏の造営の命を受けて。生きて帰れるかは神仏のみが知る。そんな時代だ。天平の世に生きる男と女を、作家・帚木蓬生が熱き想いで刻みつけた、大河ロマン。
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■国銅〈下〉 (新潮文庫)
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発行日:2006年02月28日
出版社:新潮社
ページ数:447P
【あらすじ】
華やかな奈良の都で、国人は大仏造営の作業に打ちこんでいた。ともに汗を流す仲間たちと友情を築いた。短き命を燃やす娘と、逢瀬を重ねた。薬草の知識で病める人びとを救い、日々を詩に詠む。彼は、確かな成長を遂げていた。数え切れぬほどの無名の男たちによって、鉱石に命が吹き込まれ、大仏は遂に完成した。そして、役目を終えた国人は―。静かな感動に包まれる、完結篇。
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