■スポンサードリンク


碁石金: 日暮左近事件帖19



このページは、小説に登録されている書籍について、小説ページに表示させるメインの書籍を設定するページです。

書籍一覧

1件 登録されています

■碁石金 日暮左近事件帖 (光文社文庫)

碁石金 日暮左近事件帖 (光文社文庫)
【Amazon】
発行日:2024年07月10日
出版社:光文社
ページ数:304P
【あらすじ】
公事宿『巴屋』出入物吟味人の日暮左近は、明神下の通りから神田川に架かっている昌平橋の袂で、中年武士に詰め寄られている十六、七歳くらいの武家娘を見かけた。と、娘は武士を突き刺して逃げようとしたが、集まってきた仲間の武士が取り囲まれそうになった。娘が左近の陰に隠れたところへ武士たちがきて、「何故、島村清一郎を殺した……」と詰問すると、「島村清一郎は、仇の片割れ、恨みを晴らした迄……」と武家娘は、左近の背後で声を震わせた。斬りかかってきた武士たちを斃したところ、武家娘は立ち去ったのだった。翌日、巴屋の主彦兵衛から、巴屋の出入物吟味人としての仕事として、彦兵衛の知り合いで牛込水道町にある幸徳寺の住職・善照からの依頼を頼まれる。聞けば、幸徳寺の境内や墓地に夜な夜な鬼火が現れ、妙な物音がするという。「物の怪ですか……」と苦笑した左近だったが、幸徳寺の物の怪を調べることとなった。「此の世は神羅万象。物の怪がいても不思議はありません」と引き受けて調べを始めた左近だったが、物の怪と言われている者の正体は、寺にある埋蔵金を掘りだそうという忍びだった。そして、左近の前に現れる「最強の忍び」伊豆谷忍び。はたして、その結末は……。人気シリーズ「日暮左近事件帖」、とてつもない大迫力の剣戟のあとで涙が一筋こぼれる十九弾!
※現在選択中です