発行日：1992年10月01日

出版社：実業之日本社

ページ数：207P

【あらすじ】

旅行雑誌の編集者由加子は、取材のため訪れた金沢で、大学時代の友人で、今は作家になっている野上と出会った。しかしその野上が、京都の嵯峨野で死体となって発見された。そしてさらに、やはり由加子の友人の旅館のおかみが、殺害された…。深まる謎に由加子の推理が冴える。

発行日：1995年11月01日

出版社：文藝春秋

ページ数：285P

【あらすじ】

雑誌記者の中山由加子は大学時代に親友の松原美加子に恋人の桐村を奪われ、その数カ月後、桐村は不慮の事故死を遂げた。果たして事故は偶然だったのか。美知子への疑脇が渦巻くなか事件の鍵を握る野上が金沢で失踪、嵯峨野の竹林で遺体で発見された。二つの古都を舞台に愛と殺意が交錯する傑作長篇ミステリー。