発行日：1995年11月01日

出版社：光文社

ページ数：226P

【あらすじ】

北アルプス山岳救助隊員・紫門一鬼は、札幌に住む友人・古尾から、知人の若竹多恵子が、知床の通称「乙女の涙」と呼ばれる滝で自殺したという電話を受けた。自殺の原因調査を頼まれ、北海道に飛んだ紫門。彼は、多恵子の足跡をたどってある事実をつかんだとき、同じ「乙女の涙」で、ロープで逆さ吊りにされた男の死体が…。さらにまた、奇怪な事件が…。女の悲劇を哀しくうたう“アイヌ伝説”と関係があるのか。事件にのめり込む紫門は、真相に迫るにつれ、衝撃に全身を打たれた。北海道の大自然に隠された、哀愁と愛憎。著者が全力で書き下ろした、長編山岳ミステリー力作。大好評シリーズ第4弾。

発行日：1999年05月01日

出版社：光文社

ページ数：276P

【あらすじ】

知床の「乙女の涙」と呼ばれる滝で若竹多恵子が自殺!その原因を調査してほしい…。多恵子の知人であった古尾に頼まれ、北アルプス山岳救助隊員・紫門一鬼は北海道へ飛んだ。ところが、紫門が多恵子の足跡をたどってある秘密をつかんだとき、同じ滝で、逆さ吊りにされた男の死体が発見された!殺意は哀しみから萌したか?衝撃の長編山岳ミステリー。