発行日：2010年08月26日

出版社：徳間書店

ページ数：520P

【あらすじ】

新聞記者の父が社会に殺され、不信感ゆえに日本から離れた男…初めての帰国途上で偶然出逢った、か弱き少女を守りきれるのか？！ 野際昭輔は、外資系民間軍需請負企業に籍を置く、戦争のプロだ。戦場で負傷したため、久し振りに帰国したが、待ち受けていたのは、高校時代の同級生・響子のドラッグ中毒死だった――。 独自で調査を開始した昭輔は、戦前から日本の政財界に影響を与え続けているという古神道系宗教法人「七生舞の会」が関わっていることを掴む。 そんな時、帰国途上の飛行機内で知り合ったコロンビアから来た義足の少女から、助けを求められた昭輔は……？