人魚と提琴 玩具館綺譚
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絵としての場面と一つ一つのものの描写が丁寧で美しい。モチーフの一つは赤い蝋燭と人魚だろう。赤い蝋燭と人魚には子どもに聞かせると実はトラウマになってしまいそうな恐ろしさと結びついた耽美がある。儚さと哀れさと美しさとまごう事なき恐怖。 この人魚と提琴は、その赤い蝋燭と人魚の変奏曲として優れていると思う。 そして、何より、私が好むのは、この作品には固有名詞を一切出さない形で、違和感なく、クトゥルフ(クトゥルー)神話が組み込まれていることだ。これは凄いことですよ。固有名詞を出さないのにクトゥルフ神話作品と分かるように描くのは非常に難しい。しかし、この作品は見事に成功している。凄いなぁ。 主人公達の素性も想像するだに恐ろしい。(余り詳しくは書けない。ネタバレになる=美珠さんに関しては「音迷宮」にヒントがある。また、美珠は御霊かもしれない。) 玩具館三隣亡の店長、Tについていますぐ思いつかないのが、ちょっと悔しい。 | ||||
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読む前は勝手に、 耽美で幻想的な作品かなと思っていた しかし、読み進めると ガールズトークが結構あり、 ラストも「鏡の国のアリス」について言及がある等 意外にガーリーな雰囲気だった 後、ゾンビオタクネタも結構あった 山奥の小さな村の人魚祭と その祭と関係の有る悪魔的(?)な楽曲 を巡る物語だった 人魚というと、 八百比丘尼伝説が思い浮かぶ しかし、基本的に八百比丘尼とは 無関係な話で、意表を突かれた | ||||
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ファンタジーとは違った不思議なテイストの作品。そう、ありえない話なのに現実にありそうなお話なのです。一応呪い要素もありホラーか?とも思えますがさほど怖さはないので不思議系で。実は主人公も遠いながら今回の人魚の事件に関わっているのです。記憶の一部にもあるとおり…そして途中からは謎解き要素がありますがさほどのウェイトは占めてないので無理して考えないでいいです。おのずと明らかになりますので。必見は真相をわかった上での響の行動です。神秘的な要素の中に狂気も混じっており、その融合がなんともいえないのです。不思議系を求める人にお勧めの1冊といえましょう。 | ||||
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幻想小説とあるけど、個人的には そこまで“幻想風味"では無いかな。 お話はキャラが立っているので、キャラの魅力も手伝いグイグイ読めた。 シリーズ化で読みたい。 | ||||
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