謝肉祭の王 玩具館綺譚
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三冊目の石神茉莉さんの本。玩具館三隣亡シリーズ二作目。 王の仮面を被ることで、恐怖物語に書いたことが隣で現実化していく。王の仮面から逃れるには生け贄が必要とされる.....。 長編だがいくつかの物語が繋ぎあわされている構造になっている。短編集「音迷宮」にも出ていた華麗で妖しいイメージや細やかな日常描写(恐怖の醸成には欠かせない)と妙にすっとこどっこいなギャグの混在が不思議な雰囲気をもたらしている。 面白い。 それにしてもこの結末。作者自身が恐れを抱き、物語を封じるために結末をつけたようにも思える。玩具が人から押し付けられた物語を常にはらみ、込められた物語が語り終えられていないとするなら、玩具は人を物語に引きずり込むかもしれない。 この物語は、語り終えることで結末をつける、お祓いの物語なのかもしれない。 早く次の本が読みたいものだと思う。 | ||||
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シリーズ長編第2作廃墟を抜けた所にある玩具館その名も「三隣亡」復活祭の日に被ると一年間、王になれるという仮面この仮面を譲り受けたシングルマザーは、仮面を被ってしまうしかし、このいわくにはまだ続きがあり翌年の謝肉祭に処刑されるというものだったこの仮面に秘められた能力は本物なのか!?この作品の雰囲気はタイトルに記されている「玩具館綺譚」に凝縮されていると思う可愛らしくもあり、妖しくもある | ||||
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