夏の魔法



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    初公開日(参考)2005年05月
    分類

    長編小説

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    夏の魔法

    2005年05月19日 夏の魔法

    十五年ぶりに再会した十九歳の息子は、ひきこもりだった。働く意欲のない姿に苛立つ父。二人の心が通いあう日は、果たして来るのか―。清々しい余韻の傑作長編。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    偶然出会った一冊

    本を選ぶとき、2ページほど立ち読みしてから決めるのですが、
    自分が通学で使っていたマイナーな駅が出だしで登場してびっくりしました。

    文章の読みやすさと、「北の国から」のような、
    若人の成長過程をみる楽しさと、
    人間模様の描写にグイグイ引きこまれました。

    よく知った駅や景色がたくさん出てきたので、
    感情移入しやすかったのも、面白く読めた要因のひとつだと思います。
    夏の魔法Amazon書評・レビュー:夏の魔法より
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    No.5:
    (4pt)

    帯通りに、清清しい余韻に包まれました。


    人生に塞ぎ込んだ引きこもりの少年が、
    離婚した父親との牧場生活で心を通わせながら成長していきます。

    19歳の悠平が成長していく様は見ていて気持ちが良いです。
    手付かずの自然が残る牧場の周辺環境は和みます。
    獣医の晴子先生の言葉には建前が削られていて心に響きました。

    普段、私たちが言葉にするのをはばかっている気持ちを、
    この物語の登場人物は言葉にしています。
    そんな人物描写や物語の世界観が、私は好きです。

    面白い、という基準だと★3つ
     好き、という基準だと★5つ

    今回は間をとって★4つです。
    夏の魔法Amazon書評・レビュー:夏の魔法より
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    No.4:
    (4pt)

    山地酪農を通して描かれる親子の絆

    15年ぶりに再会した息子は、引きこもりになっていた…
    山地酪農の牧場を拓いた父・高峰と、ある日そこへやって来た息子・悠平。
    生きる力を失い、現実から目をそむけ、大人になりきれない悠平と、
    そんな息子の姿に葛藤し、焦りを募らせる高峰。
    しかし、悠平は牧場で暮らすうちに、生命の意味や労働の喜びを知り、
    父親、獣医、そして周囲の牧場の仲間に支えられ、生きる力、
    そして現実に向き合う力をじょじょに獲得していく。
    紆余曲折の親子関係の末、父である高峰も、悠平に向き合う事で、
    ひとりの人間として、父親として成長していく。
    人は、人と関わる事で、傷つき、失敗しながらも育っていく。
    父と息子が、苦悩と失敗、悲しみ・喜びを分かち合いながら
    共に成長していく姿は、素直に感情移入でき、心を打たれる。
    ドラマ「北の国から」のような、素晴らしい成長譚です。
    家畜の運命・人間の原罪・生命の尊厳などのテーマについても
    深く掘り下げ、真剣に考えさせられる内容でしょう。
    北海道旭川市の山地酪農家・斎藤晶さんをモデルにした人物が
    主人公の回想シーンで登場するくだりは、物語に一段の深みを与えています
    夏の魔法Amazon書評・レビュー:夏の魔法より
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    No.3:
    (4pt)

    酪農の魔法

     高校卒業後引きこもりのような生活を送る息子と、離婚以来、十数年ぶりに再会した酪農家の父が、一緒に生活するようになる。わかっているけれど、焦っているけれど、なのに前にすすめない、前にすすまない若者の姿が、自分となんか重なって見えました…。もう若者ではないし、自覚もしていなかったのですが…。
     あと、憧れる部分だけでない酪農家の現状も少しだけみえたました。
     夏の魔法の後の、秋にぴったりの本だと思います。
    夏の魔法Amazon書評・レビュー:夏の魔法より
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    No.2:
    (4pt)

    とっても爽やかなストーリー。

    十数年ぶりに再会した我が息子がひきこもりだった−−−
    子どもとの距離の縮め方がわからず焦り苛立つ父親と、
    そんな父親に心の開き方がわからない息子。
    そんな二人が突然一緒に生活をすることになり
    戸惑いながらも、成長していく。
    十数年というブランクを埋めるにはやはり時間が必要で、
    それを壁にぶつかりながらも成長していく父と息子の姿が
    とてもよく描かれている。
    最後の結末もとても爽やか。
    読み終わったときには微笑んでいた自分がいました。
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