真冬の誘拐者
- 誘拐ミステリ (101)
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読み始めは語り口が軽いので、赤川次郎のようなライト感覚のミステリなのかと思ったのだが、読み進むうちになかなか重いテーマを扱った社会派の掘り出し物だと思い直した。 話が見えない物語。半ばまでは純粋に誘拐物のサスペンスを満喫し、謎が解かれて全体を把握するにいたって、やりきれない悲劇の重さを味わった。真相に触れてしまうので、詳しく語ることはできないのだが自分がこのような目にあったら、どういう人生を歩むことになるのだろうかと、読了後しばらく混乱していたのを憶えている。純日本風悲劇の傑作だ。 この本ぼくが知るかぎり文庫化はされていない。どうしてだろう?直木賞にもノミネートされた作品なのに。是非文庫化して刊行して欲しいものだ。もっと多くの人にこの不可解きわまる誘拐劇を味わって欲しいと思う。 | ||||
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