「不要」の刻印
- 将棋 (30)
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著者曰く、大きなトリックと小さなトリックのプロットが非常にうまくいったと述べる、本格推理長編。 小さなトリックがホテルでのタンス落下殺人で、大きなトリックというのが誘拐の真相ということになる。 やや古臭い雰囲気の作品だが、非常に手堅くきっちりとまとまっており、読み応えは満点である。 あまり派手に話題にはならない本岡氏の作品だが、職人的な推理作家だけあり、もっと注目されてもいいのではないか。 | ||||
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本書は棋士探偵・水無瀬翔シリーズの第4弾。誘拐事件、殺人事件が起きる作品のテーマは勿論のこと、細かいトリックが随所に描かれ、誘拐と殺人の動機には読み手として驚かされました。その中で著者が書いている大きなトリックは現実社会でも使用可能とのことですが、帯に書かれている「この誘拐は、どうしても必要だった」という言葉は、読後に納得させられる端的なまとめといえます。また、主人公である棋士探偵・水無瀬翔は、事件に犯人としての嫌疑が最初にかけられ、後輩が犯人として逮捕されますが、後輩の無実を晴らすための活躍。そしてプロ棋士、業界で急速に伸びるDIY業界の風雲児、原宿で働く美容師と、一流を目指す登場人物が夢破れた時に、どう人生を切り拓いていくのかも問い掛けており、単なるミステリーとしてだけではなく、登場人物の人生についても巧く表現した傑作ミステリーです。 | ||||
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