The end



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
The End
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 3件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2003年11月
分類

長編小説

閲覧回数1,591回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

The End

2003年11月30日 The End

夢と雨の街で「おれ」は目覚めた。だが、なぜこの世界にいるのか、名前も自分が何者であるかもわからなかった。身分を示すものは何もなく、所持していたのは金額や記号がすべて鏡文字になっている、見覚えのない紙幣のみ、一体おれは誰なのか…。幻惑のメタフィジカル・ラビリンス。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

The endの総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

カフカ的迷宮世界を彷徨する長大な幻想小説

非常に読みにくい小説です。
発売直後に購入したものの、何度も挫折し、このほどようやく読了しました。
文章は心地よいリズムでよどみなく流れ、ひとつひとつの文章で表現されていることは明確かつ的確に伝わってきます。その意味ではむしろ読みやすい小説といえるでしょう。
しかし、作品全体で、あるいは各場面で何を表現しようとしているのか、その寓意を理解することは(このような読み方は間違いなのかも知れませんが)極めて困難です。
全篇を通して一人称で書かれているのですが、感情移入を拒否するような手法で執筆されており、ストーリーが盛り上がってくると、世界は反転し、あるいは崩壊し、ふりだしに戻ります。通読するにはある種の苛立ちもしくは苦痛が伴うでしょう。
「訳の分らない小説」が大好きだという人にお薦めの作品です。
The EndAmazon書評・レビュー:The Endより
4575234885
No.2:
(4pt)

悪夢のような世界へ…

雨の中で目覚めた「おれ」は記憶を失っていた。同じく記憶の無い女「あたし」と「おれ」は、現実とはとても思えぬ奇怪な砂の街をさすらう。「世界は豊饒に欠落している」…。 「天使」「夢魔」「塔」「砂」など、繰り返される不可解なモチーフが文学的なイメージを醸しだす作品。無理矢理たとえるなら、この酩酊感は安部公房か津村秀介か。 無意味に見えて全てが裏でつながっているかのような、不可思議な世界が旧字体を用い、詩的に美しい夢幻の文章で綴られていく。これは分裂者の妄想か、それとも夜にしのびよる夢か。  「あたし」と「おれ」…この二人の男女は作者の脳の迷宮=小説未満の混沌とした創作世界、をさまよっているのかと思ったのだけど、違いました。そして文学にはありがちなことに、世界の正体はほのめかされるけれど、あまり賢くない私のような読者にも納得出来る形でのオチは付かないのだ。ああ、残念。せっかくここまで、エキセントリックで魅力的な世界を紡いでおきながら、結局そういうラストになってしまうのですかと少しがっかりしました。前半~中盤のワケのわからぬ怒濤の病むがごときイメージ群だとか、意味の無い本のネーミングなんかは面白かったです。
The EndAmazon書評・レビュー:The Endより
4575234885
No.1:
(4pt)

悪夢のような世界へ…

雨の中で目覚めた「おれ」は記憶を失っていた。同じく記憶の無い女「あたし」と「おれ」は、現実とはとても思えぬ奇怪な砂の街をさすらう。「世界は豊饒に欠落している」…。
 「天使」「夢魔」「塔」「砂」など、繰り返される不可解なモチーフが文学的なイメージを醸しだす作品。無理矢理たとえるなら、この酩酊感は安部公房か津村秀介か。
 無意味に見えて全てが裏でつながっているかのような、不可思議な世界が旧字体を用い、詩的に美しい夢幻の文章で綴られていく。これは分裂者の妄想か、それとも夜にしのびよる夢か。 
 「あたし」と「おれ」…この二人の男女は作者の脳の迷宮=小説未満の混沌とした創作世界、をさまよっているのかと思ったのだけど、違いました。そして文学にはありがちなことに、世界の正体はほのめかされるけれど、あまり賢くない私のような読者にも納得出来る形でのオチは付かないのだ。ああ、残念。せっかくここまで、エキセントリックで魅力的な世界を紡いでおきながら、結局そういうラストになってしまうのですかと少しがっかりしました。前半~中盤のワケのわからぬ怒濤の病むがごときイメージ群だとか、意味の無い本のネーミングなんかは面白かったです。
The EndAmazon書評・レビュー:The Endより
4575234885



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク