レテの汀

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種別
長編
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あらすじ

2026年02月19日 レテの汀

それは、私の人生をもう一度、歩き出すための旅だった。東京郊外の大きな家で、ひとり暮らしをしている柑(かん)。なるべく人付き合いを断ち、規則正しく無機質な日々を送っているが、ある思いを胸に、亡き母の故郷である与那国島を訪ねることを決意する。それは、柑自身も覚えていないほど幼い頃に犯した、大きな罪と向き合うためだった。しかし思いがけず、小学6年生の甥っ子・伊吹もついてくることになり……。忘れられない痛みを抱えながら生きていく、すべての人に贈る物語。【装幀】岡本歌織(woven tale)(「BOOK」データベースより)

評判

レテの汀の評価:

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レテの汀の総合評価:

10.00/10点 レビュー 1件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1
(5pt)

風光明媚×出会い=魅惑のドラマ

この作品、途中で化けますよ~。

主人公は生真面目に古本屋勤めを続ける青年。

過去にとらわれ、息をひそめるように
生きてきた彼が、甥っ子同伴で
亡き母の原点をたどるなかで、
思いがけない経験を重ねます。

コレ11歳男子のキャラクターが超ヤバい。

頭を働かせ22歳年上の叔父を導くような、
まさかのパワーが詰まってるんです!

一方で子供らしさや繊細さもあって
メッチャ好感が持てました。

自己否定におぼれる青年の歩みは、
痛いほど胸に迫りました。

淀んだ世界が少年の登場で滑らかになり、
島での思いがけない出会いも加わって
流れるように動き出すところが素晴らしかったですね。

物語と並走するように、
私のこわばった心もふっと緩みました。

終幕はすっかり心が晴れるのとは
違うところに彼らしさがにじみ、
胸にストンと落ちましたよ。

おかげで私も現実に折り合いをつける
意識を持ちたいと思えました。

いま、この作品に出逢えてよかった!

(対象年齢は13歳以上かな)
レテの汀 Amazon書評・レビュー: レテの汀より
4065423325

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