青天の双帆

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種別
長編
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あらすじ

2026年01月14日 青天の双帆 (双葉文庫)

12歳の二人の少年が、関ヶ原から南蛮貿易の長崎、そして海を越えてマカオへーー幼なじみの多聞と龍之進は、1600年、村が関ヶ原の戦場となって人買いにさらわれ、離ればなれに。半年後、長崎で奇跡の再会を果たしたが、片やポルトガルの貿易会社商人、片やイエズス会士としての道を歩んでいた。その後、徳川幕府初期の歴史の大波に吞まれ、苦難と数奇の運命をたどりながら逞しく成長し、恋もする。そして1622年、二人はマカオを攻めてきたオランダとの戦場にいた。感動の歴史巨編!(文庫化で『南蛮の絆 多聞と龍之進』を改題)(「BOOK」データベースより)

評判

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1
(5pt)

怯むな。諦めるな。

龍之進と多聞という二人の人物の物語。
舞台は1600年代前半の関ケ原、長崎、マカオ
を流転していく。

商いの道を進む龍之進のパートはエネルギーに満ち溢れ、
魅力ある登場事物が多く登場し、つい引き込まれる。
一方でキリスト教の道に進んだ多聞のパートは陰鬱で、
傲慢な人物ばかり登場して退屈。しかもすごく長い。
筆者はおそらく当時のキリスト教をめぐる時代背景を
本作品で描写したかったのかもしれないと感じるくらい長い。
対照的な二人が主人公なので、もっとテンポよく、
二人の場面を行ったり来たりして書き分ける力量がほしかったし、
その方がわくわくしながら読み進められたのではないかと思う。
最後の戦闘場面は手に汗握るが、そこに至るまでの冗長さで
すでに読み疲れてしまっている自分もいた。

また、簡単に重要人物の多くを殺してしまう展開は感心しない。
人が死ぬことで読者の感情を揺さぶるのは
個人的には多用すべきではないと思うので、最後の最後で
安っぽい物語に感じてしまい、そういう意味でも
本当に描きたかったのは宗教部分だったんだろうなぁと
妙に納得してしまった。龍之進は魅力的な人物だが、
そちらに期待しすぎず読み進めた方が楽しめる作品だと思う。

当方は文庫本で読んだが、文庫化に際して加筆修正が
されているとのこと、加筆修正前の版も気になった。
青天の双帆 (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: 青天の双帆 (双葉文庫)より
4575672718

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