(短編集)
青玉の笛
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| この「京都市井図絵」の第二巻(?、どうも著者のシリーズものはどういうわけかこの順番が明記されていないケースが多い)、第一巻の「柊屋」の話が発展して行くものと思い手にしたのですが、実際はまったく関連のない短編の集積です。どの短編もタイトルが凝っていてストーリーだけにとらわれるてしまうのはもったいないのですが。どの作品もひとひねりした展開が特徴です。最初を飾る「因果な茶杓」はなかなかしゃれた展開を持つ小品です。「青玉の笛」がわかりにくいのは御愛嬌ですか?この第二巻も第一巻の核でもあった美術品がストリーの背景をなしているのですが、どの美術品にも最後は意外な顛末を著者は用意しています。 | ||||
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| 「因果な茶杓」 北野遊郭の女衒、南禅寺の僧、武家奉公もしたお佳、上位の妓楼冨士屋主人、伊勢の老客、初客の三郎助…情けは人のためならず。 「紙背の帯」 没落した薬種問屋の女主と跡取りとその娘、元奉公人の彦太郎とその姉、金貸し粂八…古い帳簿が大化。 「来迎図焼亡」 扇問屋の若旦那とその父、番頭、手代、若旦那の浮き名の相手、親ばかと女の恨み。 「空海の妙薬」 長屋のお加奈と七五郎、物乞いに見える隠居、岡田屋の竹蔵とお妙、…業突く張りな親戚はいつの時代にも。 「四年目の壺」 芳助、お清、七兵衛、骨董屋の番頭と手代、佐藤勝五郎…面白くはないが、めでたしめでたしな終わり方。 「青玉の笛」 浄土村と銀閣寺、墓泥棒は恋敵に嵌められて、男と女の騙し合い。子どもにかわいげがない。 | ||||
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| お紀勢を嫁にするのは、佐七か?彦次郎か?だが、彦次郎は忽然と姿を消し、お紀勢は佐七に嫁いだ。ある日、息子の修平が人攫いに攫われたのだが・・・。表題作「青玉の笛」を含む6編を収録。 どの話も、その時代に生きる人々の暮らしが生き生きと描かれている。 表題作「青玉の笛」では、佐七と彦次郎の間に起こったできごとやお紀勢の取った行動に、読んでいてどちらも救われない気持ちになった。いちばん哀れなのは、修平ではないだろうか? 6編の中では「四年目の壺」がいちばん印象に残った。芳助とお清、紆余曲折はあったけれどこれから幸せに暮らしていくに違いない。わずかでも希望の光が見えるような終わり方の話に、ほっとさせられた。 いつの時代も、まじめに倹しく生きていくのが一番だ。だがそれは、決して楽な生き方ではない。むしろつらいことかもしれない。そんな中でけなげに生きる人たち・・・。明るい話ではなかった。むしろ、読んでいて暗い気持ちになる話の方が多かった。けれど、深い味わいのある作品だと思う。 | ||||
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