切り札の男
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富豪ではあるが性的不能な男の元に嫁いだ、美貌の夫人の冒険譚。通常この種の話だと、妻がはけ口を求めるのに亭主は寛容である設定が多いと思いますが、ここでは融通が利かずがんじがらめ(でも考えてみると、それが普通の感覚ではないかと)。勿論夫人の方はそんな縛りには耐えられず、陰で若い燕を求める。だが、ある時手を出そうとした燕に、巧妙な罠が仕掛けられていたのであった。その罠とは、一体……!?ジャジャーン!後は自分で読まなきゃ!w 手堅くまとめられていて、初期の作品に比べるとかなりうまくなってるなあと思いながら読みました。ただ、特にコレという「売り」みたいなところが見つけにくい気がします。多分著者にとっても長いキャリアの中の一里塚に過ぎないかもしれないです。 けれどこの作品、日本の読者にとってはちょっと特殊な意味を持っています。今のところ日本語訳されたものの中で、最も新しい作品なのです。これが本国で出版されたのは1971年。それから御大が亡くなる前の年の84年までの著作が、まるまる未訳で放置されているのは寂しい限りです。景気が良くなったら、新刊を出版してもらえないでしょうか。 ちなみに、この本の初版が日本で出たのは77年です。75年に映画化されているので、それがきっかけで訳されたのではと推測します(題:結婚詐欺師は殺さない)。 | ||||
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